こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。
今年の大手企業のボーナス額は一人あたり96万円(経団連調べ)だそうです。けっこう高いですね。
私も3年前までサービス業界で働いていましたが、ボーナスはもっと安かったですね。
本記事では、サービス業時代の私のボーナス額を公開しつつ業界による違いなどを解説します。
※これからサービス業界へ就職・転職を考えている方の参考になりましたら幸いです
私がサービス時代のボーナス支給額と手取りは?
結論からいうと、私のボーナスは以下のとおりです。
ボーナスは40万円ちょっと支給されて、手取りは34万円ほどでした。
これがサービス業がボーナスが安いと言われる所以だと思います。大手だと給料2ヶ月分くらいは出たりしますからね。多いところは4〜5ヶ月分出る会社もあるようですよ。
なお私はこの会社でホテルマンとして働いていました。
当時はかなり忙しくて、繁忙シーズンは残業100時間なんてこともありましたから、このボーナス額だと働きに応じた報酬がもらえているとは思えず、わりと辛かったですね。
私の月収・職場環境についてご興味のある方は以下の記事もご覧ください。
業界が違うと「ボーナス」もこんなに違う!
業界が違うと、ボーナス額はだいぶ違ってきます。
以下、業界別の賞与ランキングです。
(出典:国税庁 2018年度/民間給与実態統計調査より)
100万円以上のボーナスがもえらるのは、金融・インフラ・情報通信・製造業系に限定されてくるようですね。
それでもグラフを見ると、サービス業・宿泊業界の水準がいかに低いかが、よく分かりますね。
ボーナスが低い=悪ではない
給料が低いというのは、業界ごとに傾向ですから、ある意味しょうがないとも言えます。
その業界で本気で「やりたいこと」「目標」があるなら、その選択はけっしては間違いではないでしょう。労働の対価はお金だけではありませんからね。
ボーナスが高いことの「デメリット」
逆に、ボーナスが高いことのデメリットもあると、わたしは考えています。
先日、以下のツイートをしました。
今月はボーナス月ですね。私もサラリーマン時代は、ボーナスが出たら毎回嬉しかったですね。
でも今思えば、ボーナスは「サラリーマンのカンフル剤」みたいなもので、これがあるから会社が辞められない一因だったような気もします。
年2回(夏・冬)あるところが、本当に絶妙なバランスです。
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) December 23, 2019
でも今思えば、ボーナスは「サラリーマンのカンフル剤」みたいなもので、これがあるから会社が辞められない一因だったような気もします。
年2回(夏・冬)あるところが、本当に絶妙なバランスです。
私の場合は、サービス業界の所得水準が低かったからこそ独立にむけて奮起することができたという、なんとも皮肉な事実があります。
もし私が、居心地の良くて、そこそこ待遇も良い会社に所属していたら、サラリーマンリタイアなど目指さなかったでしょう。今のような新しい世界に飛ぶことはできなかったと思っています。
会社を辞めたくても、辞められない人たち
中途半端にボーナスが高い会社にいると、会社を辞めたくても辞められない人もいます。
都市部に住む、年収500〜1000万くらいの中〜高所得者の人たちに多い印象です。彼らは、住居費・教育費など支出もそれなりにあるので、働いても働いても、なかなか安心は得られません。
金持ち父さんは、本の中でこれを「ラットレース」と揶揄しました。
よく言われることで「宝くじが当たっても、大金が手元にあっても、その会社で働き続けるのか?」という問いがあります。
私はこのまま会社で働き続けることは、自分のいちばん大切な「人生の時間」を無駄にしていると感じ、サラリーマンリタイアを志向しました。
大学を卒業し新卒で会社に入る、という典型的な生き方をしてきた私にとって、これは未知なる冒険でした。
そしてサラリーマンを辞めて多くの困難があったことは「退職・リタイア後の寂しさの正体とは?克服方法も解説【実体験あり】」でも書いたとおりです。どの道を行っても簡単なことばかりではありませんね。
でも人は、歩んできた道を否定しながら、生きていくことはできません。常に、今が一番若く、今日から何をするかが問われているということなのだと思います。
会社員が良いとか悪いとか、そういうことではないのですよね。
「自分の心の声」に耳を傾け、後悔しない人生を送るためにいま何をすべきか。これをしっかり自己認識しておきたいですね。
以下、関連記事です。
▼サラリーマンを脱出するための副業戦略について解説しています。
▼リタイア後の私の一日の過ごし方について書いています。