こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。
築古の不動産に使えるアパートローンがないかな〜?とネットサーフィンしていたら、SBIエステートファイナンスなる金融機関を発見しました。
金利も2%台〜6%台と、水準としてはノンバンクっぽい水準ですが、一度、融資基準をヒアリングしてみる価値はありそうです。
というわけで、本記事ではSBIエステートファイナンスのアパートローンについて、電話でヒアリングした内容をお伝えします。
SBIエステートファイナンスは、首都圏に特化!
SBIエステートファイナンスは、首都圏に特化した不動産担保ローン専門の会社になります。
本社は、東京の新宿区にあります。
現在の店舗展開は、以下の3つですね。
- 本店(東京都新宿区西新宿2-6-1)
- 立川支店(東京都立川市曙町2-9-4)
- 船橋支店(千葉県船橋市本町2-2-7)
融資エリアは、、東京、神奈川、千葉、埼玉の4都道府県のみとなります。
完全に、首都圏に特化型の金融機関ということになりますが、気になる融資条件はどんな感じでしょうか?
次章にて、詳しく解説していきますね。
お申込者の条件と融資上限額について
融資は、個人・法人ともOKです。
融資金額は300万円〜5億円まで。申請にあたって提出する書類は、【不動産資料】【収入証明書類】【身分証明書】の3つですね。
金利と融資期間について
金利は変動金利で2.4%~6.5%とホームページでは記載がありますが、通常だと4%前後となるようです。
ですが担保評価>購入価格となって、資産にも余裕があるような人であれば、金利2%台での融資も可だそうです。
しかし、通常の立地だと4%前後なので、昔のスルガ銀行のような金利に近いのかもしれませんね。
三井住友トラストローン&ファイナンスが金利3.9%のアパートローンをやっているので、それと同じ感覚だと言えるでしょう。そんなトラストも最近は、融資する案件を絞ってきているので簡単ではなくなってきています。
(参考)1棟アパートの融資なら三井住友トラストを活用せよ【フルローン可】
融資期間ですが、最長が25年となります。ただし、築40年超えの木造アパートとかだと、融資期間は10年前後までとなるようです。
やはり、古すぎる物件は厳しいようですね。築20〜30年くらいの物件であれば、期間20年〜25年の融資が引ける、というイメージになります。
物件の担保評価について
基本は、積算評価となるようです。
ホームページ上にも「一定割合以上の頭金をご用意できる方向けです。」と注意書きがある理由が分かりますね。
利回りが高いというよりは、土地値が高かったり、立地が良くて流通価格が高い物件の方が適していそうな気がします。このあたりは、最近の金融機関のスタンダードになりつつありますね。
あとがき
金利4%台というと、高すぎてありえない!昔のスルガ銀レベルじゃないか!と思う人も、多いことでしょう。
しかし、現在は築古物件に対して、長期ローンを組める銀行というのは、非常に少ないのです。築古投資家にとっては、本当に厳しい時代になりましたね。
そんな中、今でも築古に融資が組めるのは、私の知るかぎり以下の金融機関です。
上記の金融機関は、一見さんNGみたいなことがないので、相談しやすい反面、金利が高めという弱点があります。
しかしながら、不動産投資の初期段階においては、私もそうですが、金利が高めの金融機関を使わざるをえない展開になりがちですよね。
そんな時は、自己資金を多め(2割〜4割)など入れて、相対的なリスクを下げることも可能です。つまり、レバレッジを掛けづらくなっているのが現在の融資状況とも言えますね。
ですから、けっきょく物件を買うには、自分が取引できる銀行の基準にあわせて、自己資金をしっかり用意しておくのが一番の近道ということになります。
毎月の預金を増やす、売却して利益確定する、節税する、といったことがますます求められる時代になりつつありますね。
以上、SBIエステートファイナンスの融資基準でした。みなさんのご参考になりましたら幸いです。
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