こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。
貸家の雨樋が壊れていたので、この度火災保険で申請しました。
戸建ての雨樋が壊れていたのですが、こちらも火災保険が無事通りました。昨年の台風被害の修理がこれでやっと一段落です。 pic.twitter.com/d67Ki6jmns
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) June 1, 2020
2019年の台風では大きな被害がありました。
我が家の貸家もほとんどが千葉にあり、4件も火災保険申請しましたからね。
今回の貸家の「雨樋修理」もその被害です。というわけで、掛かった費用について徹底解説します。
雨樋が破損!業者さんに調査してもらった結果・・・
ある日入居者さんが入電があり、「なんか雨樋がボロボロなってきているんですけど...」との連絡が入りました。
そこで、懇意にしている業者さんに電話して、すぐに現地調査を依頼。現地で、さっそくハシゴで登ってもらい、被害をチェックしてもらいました。
こういう時に、フットワーク軽い業者さんがいてくれると助かりますね。
業者さんに写真を撮影してもらったのですが、雨樋に複数の損傷がありました。
以下のように、雨樋が割れている箇所が、横樋・縦樋ともにたくさんあります。
業者さんからは、「」すぐに業者さんに見積もりをお願いしました。
雨樋修理の各費用相場について
どれくらい掛かるのがわからなかったので、ドキドキしながら待つこと数日。
出てきた見積もりがこちら。
一戸建ての雨樋(縦樋・横樋)をすべて交換すると、概算でだいたい30万円程度でした。
※注意:うちの貸家はカーポートの脱着費用が2万円入っています
内訳としては、以下の5つで構成されています。
- 足場代
- 雨樋
- 集水器
- 金具
- 産廃処分費
それぞれ各費用相場について触れておきたいと思います。
足場代
足場は、壁の面積に応じて見積もりが提示されますので、住宅の大きさによって異なります。
今回、我が家では単価600円でやってもらえたので、比較的良心的な金額だと考えています。
そういえば以前、私がアパート外壁塗装した際にも、平米単価600円(足場500円+メッシュシート100円)でした。
このように安ければ平米単価500円〜600円くらいの業者を見つけることも可能です。頑張って探してみてください。
雨樋の費用相場
雨樋は「長さ」によって費用を見積もります。
なお雨樋は種類がいろいろあって、費用も変わります。
最近は「角型」が多くなっていますが、古い住宅だと「丸型」になっているケースが多いですね。
我が家では、1mあたり4300円の見積もりでした。
内訳は、撤去が500円/m、新規取り付けが3800円/mです。
集水器の費用相場
「集水器」とは上記のような部分ですね。集めた雨を、排水溝へ流してくれる役割があり、何箇所あるかで費用が変わります。
金具の費用相場
古い雨樋が「丸型」だった場合、新しく取り付ける雨樋はだいたい「角型」に変更するのが一般的です。
そうすると雨樋を支えているジョイント金具の交換が必要になります。
産廃処分費の費用相場
古い雨樋・集水器・金具などの処分にかかる費用です。
だいたい一式で2〜3万円というのが一般的な相場価格です。
古い材料は産業廃棄物扱いになるので処分費がかかりますが、5万円以上だとちょっと高い業者と言えますので気をつけましょう。
おわりに:修理見積もりは「明細チェック」を怠り無く!
最後に費用をまとめておきます。
- 一戸建ての雨樋を全交換すると30万円程度はかかる
- 足場代は1㎡あたり700円〜1000円ほど
- 雨樋は1mあたり4000円〜6000円ほど
- 集水器は1箇所2000円〜3000円ほど
- 金具は1mあたり700円ほど
- 産廃処分費は一式で2万〜3万円ほど
大型台風の後などは、修理依頼が殺到します。中には、けっこう高額な金額でふっかけてくる悪徳修理業者もいます。
しっかりと予備知識を付けておき、騙されてないようにしましょうね!
というわけで、以上が雨樋交換の費用相場でした。
以下、関連記事です。
▼台風により雨漏りした場合に、火災保険を活用して修理する方法です。
▼戸建ての外壁塗装費用について解説した記事です。雨漏りがある場合は、屋根外壁を塗装しましょう。