4棟目新築アパート体験記(前編):土地購入経緯とプラン策定について

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。

 

4棟目新築アパート体験記について、これから全2回(前編・後編)にわたって書いてみたいと思います。

 

4棟目アパートも間取りの工夫をしたり、内装面で新しい試みを行いました。またエクステリアも分離発注するなど、私にできる取り組みをガンガン盛り込んでいます。

 

途中、想定していなかったトラブルもいくつか発生しましたが、なんとか乗り越えることができて今日に至ります。うまく行ったこと、行かなかったこと。色々経験しましたが、その辺りの紆余曲折もふくめて体験記事をお送りいたします。

 

さっそく第1回(前編)は、土地購入の経緯とプラン策定です。それでは行ってみましょう!

土地購入の経緯

ある日、アットホームを見ていたら私が得意としている千葉の田舎エリアで古家付き土地が出ていました。売出価格は、坪35万くらいで高くも安くもない価格ですが、指値して坪20万円台に食い込めば面白いかなという印象。

 

仲介会社は、東京の西麻布にある聞いたこともない会社で、怪しさ満点!(笑)

 

一体どういう経緯で千葉の田舎の土地を、東京の会社が仲介することになったのか?想像も付きませんが、あとで聞いたら普通に一括査定で媒介を取ったみたいなので、意外と普通の理由でしたww

 

 

現地に着いたら、優しそうな営業マンのお兄さんがいらっしゃいました。西麻布の仲介会社というと、どんな営業さんが来るのかとビクビクしながら内見に行ったのですが、これまた拍子抜けしました(笑)

 

実は購入当時、この戸建ては売主さんの奥様(推定70代後半)が居住中だったので、内見時は室内にお邪魔して中を見させていただきました。とても品のある奥様で、清掃も行き届いていました。所有名義は旦那様ですが、旦那様はすでに施設に入っていて、認知症が進んできているということでした。

 

旦那様が日曜大工が好きで、いろいろ家の中をいじったり改修したエピソードなどもお伺いしました。私自身、立地的には好きな場所でこの土地をすぐに買いたいと思ったのですが、もちろん売り主様がいらっしゃる場では価格などの下世話なお話はせず、お家のエピソードを聞いたり、世間話をして終わりました。最後に丁重にお礼だけお伝えし、内見が終わりました。

 

内見後、すぐに仲介会社の営業さんに買付証明を書いて渡しました。2割くらいのガッツリ指値ありですが、解体費も買い主負担で、もちろん契約不適合責任免責で一切文句は言わないという条件です。営業さんが、東京までバスと電車で乗り継ぎながら帰るということだったので、最寄りのターミナル駅まで車で送ってあげたら非常に喜んでおられました。

 

それが2024年の1月中旬くらいでした。その後、私は家族と両親を含めて沖縄に旅行に行っていたのですが、その沖縄旅行中に仲介さんからお電話いただき、若干価格は押し戻されたものの「金額・条件面で合意が取れました!」とお電話頂きました。

 

今回、2割弱の指値が通った一番の要因としては、やはり仲介さんと長期的なリレーションを築く努力をしたことに尽きると思います。指値を通すというのはそうそう簡単なことではありませんが、私にできることを誠意を持ってお伝えすれば、相手は動いてくれることもあります。

いざ間取りプラン策定!しかし、さっそく難題が。。。

融資は信金さんで期間22年・金利1.8%という条件で、無事審査通過しました。この信金さんはもう今回で3棟目の新築の取り組みになりますが、今後は融資が厳しくなる気配があるようなので、次回は慎重に案件を持ち込もうと思います。

 

さて土地購入後は、さっそく古家の解体を実施しました。若干25坪の木造住宅ですが、解体費用が150万弱かかりました。やはり、池・庭石・塀など外構解体がかさむと費用が大きくなりますね。最近はアスベスト検査も入ってきますので、細々と追加でかかってきます。

 

古家を解体しながら、並行的に間取りを作成していきます。同じ建築会社さんなので、もう4棟目ともなると、だいぶ慣れてきました。基本的には私が素案をつくって、それに基づいて図面を起こしてもらい、法令チェックなどしていただく流れです。

 

いつも私が新築を建てるときには、50坪以上の土地を選ぶのですが、今回は40坪しかなくコンパクトだったので、対面キッチンの間取りが難しいという判断になりました。

 

その結果できた案が下のとおりです。

 

 

この最初の原案では、寝室にトイレが入ってしまっていて、無理矢理感が出ています(笑)

 

友達が来てトイレに行くときには、寝室に行かなければいけませんからね。しかもトイレが寝室にあることで、クローゼットが小さくなってしまって使い勝手が悪そうです。

 

そこでトイレを他のどこかに持っていく必要があるのですが、リビングに持っていくと用を足すときの音が気になるでしょう。最終的に思いついたのが、洗面所にトイレを入れるしかない!ということですね。

 

そういえば、私の所有している中古アパートでも、洗面所にトイレがある物件がありました。以下のイメージです。

 

 

このように洗面&トイレが同室だと、カップルで暮らすには厳しいかもしれませんが、単身ならそこまで大きな問題にはならないという割り切りですね。実際、トイレ行ってもすぐ手を洗えますし、お風呂に入る前にもすぐトイレに行けたら便利ですよね。

 

しかし、カップルで暮らすには、どちらかがお風呂に入っているときにトイレに行きづらくなるデメリットがあります。

 

しかし、私の中ではもうこの方法しかないと思いました。それにより4棟目新築アパートは完全なる単身ターゲットの物件が確定してしまったのです(笑)本当は、カップルや夫婦の車好きターゲット層も狙いたかったのですが、しょうがありません。

 

もちろん建物をもっと大きくすれば、トイレを独立させられたかもしれませんが、そうすると敷地面積の関係から、アパート前に全面駐車場を取れなくなるので、どちらを選択するかでしょう。ペリカンは、迷わず「前面駐車場」を最優先したということですね。その結果、洗面&トイレ同室を受け入れました。

 

おかげで完成したアパートでは、ちゃんとアパート前に駐車スペースを設けることができました。以下の通りですね。

 

 

これで車をビルトインガレージ内&前面土間スペースと、2台体制で駐車できます。

 

最近は趣味のバイクをビルトインガレージに駐車し、普段乗りの車を別途駐車したい人もいるので、広いニーズに対応できます。また友人が来たときの駐車場としてご利用いただくこともできます。私がガレージハウスを建てる場合には、車を2台駐車できることに拘っているにはそのためですね。

 

というわけで以上が土地取得とプラン策定までの流れでした。

 

後編では、内装の仕様変更トラブル、賃貸募集、最終収支などについて詳しくまとめてみたいと思います。では、また次回の記事をお楽しみに!

 

以下、関連記事です。

 

▼新築アパート投資で共同担保を活用した話です。

 

▼千葉で不動産投資するならどのエリアが狙い目か?データで検証していきます。

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