戸建ての解体費は坪いくらか?【坪3万円以下の解体業者の探し方】

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。千葉県で不動産業を7年ほどしています。

 

マイホームを検討する時に土地から探す人がいますが、そんなとき古家(木造の一戸建て)が建っているケースがありますよね。

 

そんな時「この家を解体するのに一体いくら掛かるの?」「できるだけ安く解体してくれる業者をどうやって探せばいいの?」という悩みを抱えると思います。

 

ということで本記事では、、、

 

  • 戸建ての解体費の計算方法
  • 実際の見積もりの取得例(私の体験記)
  • 坪単価3万円以下の解体業者の探し方

 

などをわかりやすく解説していきたいと思います。

 

本記事を読めば、一軒家の解体費のおおよその費用と、業者の探し方のポイントが分かりますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

戸建ての解体費の計算方法【坪いくらか?】

解体費の計算

 

まずは解体費の計算する上でのポイントについて解説します。

 

解体費を決める2つの要素

解体費は、以下の2点がポイントになります。

 

  • 家の構造とサイズ
  • 塀・樹木・カーポート・庭石等の撤去費用
  • その他経費(養生費用、重機回送費、諸経費など)

 

つまり建物が木造・鉄骨造・RCのどれなのか?ということと、家以外に解体・撤去が必要なものがあるか?によって、大きく変わります。

 

なぜなら普通は、家屋だけ解体するケースは少なく、それ以外にも門柱だったり、樹木だったりも一緒に撤去しないと、いわゆる「更地」にならないからですね。

 

これ以外にも、養生費用・重機回送費・諸経費などが、見積もりでは掛かってくることが多いですね。

解体費の具体的な計算方法

解体費を出す時に、一番影響するのは「建物のサイズ」です。これはどこを見れば良いかというと、建物の謄本に記載があります。

 

以下のようなイメージですね。

 

建物の謄本

 

(※建物謄本は不動産会社さんからもらうことができます。もしご自分で取得する場合は、お近くの法務局に行くか、登記情報サービスでネットから謄本を取得することもできます。)

 

なお上記だと、建物の1階が72.71㎡で、2階が31.39㎡の木造の一戸建てということになります。なので建物面積は、1・2階合計で約104㎡になりますよね。

 

1坪=約3.3㎡ですので、建物面積を3.3で割ったものが坪数になります。

 

建物面積(坪)の計算方法
建物面積(㎡)÷3.3㎡/坪

 

ですからこの建物だと、建物104㎡÷3.3㎡/坪で計算できますので、31.5坪の住宅ということが分かります。

 

木造住宅の場合、坪3万円〜4万円ほどで解体してくれる業者さんが多いので、この場合は家の解体だけで90万円〜120万円が最低かかるということですね。※鉄骨造になると坪4〜5万円ほどが相場になります。

 

あとはそれ以外に、塀・樹木・カーポート・庭石等の撤去費用がかかるのと、諸経費(養生費・重機回送・事務手数料等)がかかってきますので、30坪の戸建てでも最終的には100万円〜150万円くらいにはなってきます。

実際の解体見積もりの取得例(筆者の体験記)

ここからは「私の解体見積もりの取得例」をお送りしていきたいと思います。

 

というのも筆者は不動産業をしているのですが、今回アパート建設のために検討した土地に、以下のような古家が建っていたので、解体費の見積もりを業者さんで取ってみたのです。

 

古家

 

今回家の解体はもちろん、樹木の伐採・庭石の撤去なども含めてもらいました。最終的には4社の解体業者さんで相見積もりをしたのですが、その結果一番安かったのがS社でした。

 

その見積もりがこちら!

 

見積もり

 

建物面積26坪だったのですが、解体費用は128万円(税込)となりました。建物自体は、坪29,000円でお見積りしてもらっており、建物の解体だけで75万円ということでした。

 

それ以外に養生費15万円、外構工事(塀・カーゲート等)が5万円、樹木伐採・伐根が7万円、庭石撤去2万円、重機回送が3万円、整地代5万円、事務手数料39,800円がかかっていますね。

 

塀・カーゲート・樹木抜根・庭石撤去も含めて、税別110万円なので、わりと良心的だと思われます。

 

ちなみにS社以外にも、B社・X社・N社でも見積もりを頂きましたが、税込140万円〜150万円台と、ちょっと高かったですね。その要因は、坪単価が3万5000円程度だったり、諸経費が別途10万〜20万ほど入っていたことでした。

 

30坪ほどの家だと、坪単価が5000円高いだけで、トータルで15万円も変わります!

 

坪単価いくらなのか?はとても大切だということですね。

坪単価3万円以下の解体業者の探し方

解体業者

 

よくあるのは「一括見積りサイト」ですね。

 

これだと複数業者から見積もりは来ますが、できるだけ安く見積もりを取りたいと思っても難しい面があります。たた単に、複数の見積もりが出てくるだけになってしまいますからね。

 

そこで私が見つけたサイトが「解体の窓口 」です。このサイトの最大の特徴は「業界初の逆オークション方式」を採用している点ですね。

 

逆オークション方式とは?
複数の業者から入札があるため、より最適な価格の見積もりを集めることが可能となります。最安値の企業がどこか、一目瞭然です。

 

オークションなので、場所や写真を登録するだけで、複数の業者からどんどん見積が届きます。

 

その結果、相場と最安値を比較して選ぶことができます。

 

 

逆オークション形式

 

実際、2021年12月一ヶ月間でこのサイトを利用した人のうち、95%の人が満足しているという結果も出ているそうです。

 

私もこの「解体の窓口 」で、坪単価29,000円のS社さんに出会うことができました。

 

自分で解体業者をインターネットで探して、一つ一つ見積もりを依頼するのはとても大変です。ぜひ機会があれば、みなさんも一使ってみてくださいね。エリアで一番安い業者が見つかる可能性が高いと思います。

 

というわけで今回は、戸建て解体費の計算方法と業者の探し方のコツをお送りしました。最後までご覧いただき有難うございました!

 

以下、関連記事です。

 

▼エアコンを5万円以下で交換する方法について詳しく解説しています。

 

▼DIYでベランダ防水する手順をご紹介しています。

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