こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。
「はじめての外壁塗装」って非常に不安ですよね。どのくらい費用が掛かるのか?どうやって業者を選んだら良いのか?分からないことだらけです。
先日私もはじめて外壁塗装をしましたが「業者選び」で、かなり苦労しました。
屋根外壁塗装が終了です。今回は以下のポイントで業者選定しました。
1.防水10年保証を付けてくれること
2.一級塗装技能士がいること
3.私のチェックポイントをクリアすること格安業者さんではありませんが、実際に会って話したときの社長さんの説得力もありました。別途ブログでも解説します。 pic.twitter.com/oecn2MQdeB
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) December 30, 2019
1.防水10年保証を付けてくれること
2.一級塗装技能士がいること
3.私のチェックポイントをクリアすること
格安業者さんではありませんが、実際に会って話したときの社長さんの説得力もありました。別途ブログでも解説します
しかも、私が買った戸建ては雨漏りしていたので、待ったナシの状況です。
というわけで、今回どうやって外壁塗装業者を選んだのか?実際にいくら費用が掛かったのか?について解説していきたいと思います。
雨漏りが止まらない!?外壁塗装を決意した理由
はじめて物件に内見した時のこと。雨漏りがあることがすぐに分かりました。
以下の写真とおりです。
まず1階の洋室天井に雨染みがあり、フローリングにも雨漏りした跡がクッキリとありました。
結局、その洋室の真上にあたる2階がバルコニーだったことから、私は「このベランダさえ防水すれば雨漏りは止まるだろう」と早計に判断して、すぐに購入を決めてしまいました。
しかし、天井裏がカビだらけだったら、天井ボードをすべて剥がさないといけないんじゃないか?と考えて不安になりました。
そこで、いつもお世話になっているリフォームの職人さんに天井を開口してもらうことにしました。
やはり長期間雨漏りしていたようで、天井裏はカビが凄かったです。
天井だけでなく、断熱材もびっしょりと濡れていました。
これだけなら2階のバルコニー防水だけで済むはずです。しかし、購入前に私は一つ見落としていた雨漏りがありました。
それが、2階の和室の雨漏りでした。
こちらは押入れの天袋の中だったので、高いところで購入前にぜんぜん気づきませんでした。
2階が雨漏りしているとなると、屋根もやる必要があるので、もうベランダ防水だけでは対策できません。
ここで外壁・屋根の全面塗装をする決断をしました。まだ築23年でこれから先も長く使うことを考えて、大規模修繕したほうが良いと考えたからですね。
さっそく、業者さんに雨漏りの原因調査と、外壁塗装の見積もりをしてもらうことにしました。
外壁塗装業者は、必ず複数業者に見積りしてもらうこと!
私は外壁塗装の費用相場がまったく分からなかったので、まず複数の業者に問い合わせすることにしました。
具体的な方法は、ネットでその地域の塗装業者を片っ端から調べて電話しました。あとはプロヌリという一括比較サイトも便利そうだったので、活用してみました。
最終的には、私はネットで探した2社と、プロヌリで紹介してもらった2社の、合計4社に見積もりしてもらいました。
今考えると、この業者比較が一番大切なプロセスだったかなと思います。なぜなら、もしこの4社がダメなら、またゼロから業者をピックアップしなければならないからです。
ここまでが候補業者のピックアップです。つづいて実際に私が塗装業者を選んだポイントをお話します。
私が外壁塗装業者を選んだポイントは3つです
私が4社から最終的に1社を絞り込んだポイントは、以下の3つです。
- 完全自社施工であること
- 説得力のある現場での見積もり・説明
- 防水保証10年付き
それぞれ詳しく解説します。
1.完全自社施工であること
自社施工とは「お抱えの職人さんだけで塗装工事をしている専門業者」のことです。
一方、総合リフォーム会社やメーカー系だと、職人さんを外注していることが多いですね。
自社施工の外壁専門業者さんでしたら、この中間マージンが無いため、低価格で高いクオリティの工事をしてもらいやすいといえるでしょう。
ですから、私は「自社施工」の塗装業者さんにこだわって探しました。
2.説得力のある現場での見積もり・説明
4社ほど見積もりを取りましたが、そのほとんどは営業マンや、施工管理の人ばかりでした。
そして「どこが雨漏りの原因ですかね?」と聞いても、「散水テストをしてみないと分かりません」とか「工事をする中で大幅に追加工事が必要になってくる場合もあります」など、だいぶ不安なコメントばかりでした。
この会社の代表の方は「一級塗装技能士」の資格を持っていることも、大きな決め手となるポイントでした。
塗装業界は悪徳業者が多く、パックまるごと498,000円だの、大手の系列会社だの、色々な謳い文句で顧客獲得をしようとしています。資格など無くても、誰でもすぐに開業できる業態だからですね。
建築塗装でいえば、国家資格は一級塗装技能士だけになりますが、1級塗装技能士の資格を取得しようとすると、最低でも7年の塗装経験が必要となります。
一級塗装技能士は、それなりの経験と技能がないと、取得自体が難しい資格ということになります。
3.防水保証10年付き
わたしの至上命題はとにかく「雨漏りの再発防止!」でした。安かろう悪かろうの業者さんに依頼して、また雨漏りが再発されると一番困りますからね。
そこで防水保証をどれくらいの期間つけてもらえるのか?が最大のポイントでした。
見積もりをもらった業者さんだと防水保証が5年のところもありました。中には「防水保証というのはやっていません。雨漏りしてきたらやり直しはします」と言われた業者さんもありましたね。
長期の防水保証を付けるのは、技術的な自信の現れでもあると思いますし、非常に安心感がありました。
この業者さんは、けっきょくプロヌリで紹介してもらった業者さんでした。
戸建ての外壁塗装&ベランダ防水に掛かった費用を全公開!
上記が、完成後の写真(アフター写真)です。
見違えるようにキレイになりました。
今回、外壁塗装とベランダ防水工事にかかった費用は以下です。
※屋根外壁はシリコン塗料、ベランダはウレタン塗料
※保証書発行・外壁10年・屋根10年・防水10年付き
外壁塗装(120.2㎡×1,700円)204,340円
- ベランダ腰壁塗装(17.2㎡×1,700円)29,240円
- ベランダ天井塗装(1.7㎡×1,600円)2,720円
- ベランダ床防水工事(10.2㎡×14,000円)142,800円
- 玄関天井塗装(2.1㎡×1,600円)3,360円
- 破風板塗装(46.7㎡×900円)42,030円
- 軒裏塗装(36.9㎡×1,200円)44,280円
- 軒樋塗装(45.9㎡×500円)22,950円
- 土台まわり水切り塗装(32.1㎡×300円)9,630円
- 屋根塗装(62,4㎡×2,100円)131,040円
- シャッター塗装(2箇所×14850円)29,700円
- 霧除け屋根塗装(5.7㎡×1,800円)10,260円
- 霧除け天井塗装(5.7㎡×1,300円)7,410円
- 屋根タスペーサー取付(620個×30円)18,600円
- 外壁シーリング打替え(101.7m×700円)71,190円
- サッシ周りシーリング打ち益し(81.4m×700円)56,980円
- 戸袋塗装A(2箇所×4,010円)8,020円
- 戸袋塗装B(2箇所×4,740円)9,480円
- 戸袋塗装C(3箇所×5,470円)16,410円
- 戸袋塗装D(1箇所×7,660円)7,660円
- 雨戸塗装A(4枚×4,010円)16,040円
- 雨戸塗装B(4枚×4,740円)18,960円
- 雨戸塗装C(6枚×5,470円)32,820円
- 雨戸塗装D(2枚×7,660円)15,320円
- 高圧洗浄(199.8㎡×200円)39,960円
- 養生(228.2㎡×150円)34,230円
- 足場仮設(228.2㎡×650円)148,330円
- 破風板継ぎ目シーリング打ち(25箇所×100円)2,500円
◆合計:1,304,666円(内消費税:118,606円)
屋根&外壁塗装でだいたい100万くらいですね。そこにベランダ防水が15万円と消費税が乗って130万円程度になっているので、予算的には問題ないと判断しました。
他社のお見積りだと、150万くらいのところが2社、一番高い会社は200万超えもありました。さすがに予算オーバーですね。
みなさんも塗装業者を選ぶ際には、どこまでの塗装が入っているのか?をよくチェックすることをおすすめします。
格安業者にお願いして、最低限の塗装範囲だけで、数年後にまた塗装が必要になるようでは意味がありませんからね。
おわりに:外壁塗装は大きな買い物。だからこそ間違いない選択を!
優良な塗装業者は、ドアノックで営業してくることはありません。
今回わたしが工事をお願いした業者さんも、口コミで広まって継続受注しているため、自分で営業はしないということでした。
マイホームを新築した方も、最低12〜15年に1回くらい頻度で、外壁塗装を検討しなければいけません。
ぜひ塗装単価なども勉強しながら、信頼できる優良業者さんを見つけていただきたいと思います。プロヌリは優良業者の紹介をしているので、とてもおすすめです。
以上、外壁塗装業者の選び方でした。最後までお読み頂きありがとうございました!
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