千葉に引っ越してきて、東京で美味しい名店がないかなと探していたら見つけたのが、「尾花」さんです。
なにやら聞くところによると、、、
ミシュランで2011年から一つ星を取っているらしいではないですか。「西の野田岩、東の尾花」と言われるくらい、東京では名店中の名店とのこと。おそらく東京で5本の指に入るお店でしょう。
今日は、妻と二人で訪問してきたのでレビューします。
予約不可のお店
まず「尾花」さんは、ランチも夕食も、予約は不可!なので注意してください。ランチは開店(11時半〜)の1時間前から、土日は長蛇の列ができます。
私が行った土曜だと、現地に10時40分くらいに着いたのですが、こんな感じで人が並んでいました。(運悪く1回転目で入れず、12:30〜の2回転目の入店になってしまいました。
11時半の開店と同時に、シャッターが開いて、敷地の中に通されました。入ったところに神社が祀ってあったので、お参りされている人もいらっしゃいました。
椅子が用意されているので、2回転目の人もそこで座って待てます。みなさん本を持ってきたり、スマホで映画を見て、待つのも慣れているようです。
尾花のメニュー
うな重は4,300円と5,300円の2パターンです。以前は3000円くらいだったらしいですが、鰻の高騰により、料金がだいぶあがったようです。
うな重ができるまで40分くらいかかるようなので、その間にお酒と一緒につまめるように、別のメニューを頼むのがベストです。
私は初めてだったので、いろいろなメニューを試してみたいと思ったので、うざく・う巻・白焼き・きも吸の代表的な4つと、お新香を注文しました。
お酒はビールを頼みました。暖かくなる季節なら、冷酒なんかもいいですね。
う巻
ビールとお通しの漬物を食べながら待つこと5分くらいで最初のメニューが運ばれてきました。まずは、う巻です。
卵がふわふわで、中のうなぎもサッパリしていました。一口目はそのまま食べて、二口目は、お醤油を漬けながら食べましたが、クセがなくペロッと食べれてしまいます。
うざく
二品目は「うざく」。三杯酢に、焼きたてのうなぎが添えられています。お酢もキツくなく、上品なもので、うなぎの脂分とお酢がうまくマッチしていました。
お新香
ビールを呑みながら、”アテ”として頼んだお新香でしたが、浅漬けで食べやすかったです。うなぎと一緒に出てくる白菜・沢庵は普通でしたが、このお新香は漬け方が絶妙で、とても美味しかったです。
白焼き
待ちに待った「白焼き」の登場です。白焼きは、製法として、一度蒸してから、最後に焼きをいれています。蒸すことによって、うなぎ本来の、ふんわり加減が強調されます。
今回は、これをわさび醤油で食べるのですが、これが本当に絶品でした。わさびも、すりおろしの本ワサビで、とても香りが良かったです。
うなぎはまったく臭みが無く、ボリュームも2枚付いてくるので、夫婦二人で食べるには十分堪能できるボリューム感でした。この白焼きだけ食べに来るだけでも十分過ぎるくらい美味しい白焼きでした。
うな重&きも吸
今回は、夫婦二人でうな重の5300円を一つだけ頼みました。大きめのうなぎが2枚入っていて、下はご飯がぎっしり敷き詰められています。
5,300円のうな重であれば、男性でも十分な量を堪能できます。タレはうなぎにもご飯にもしっかり目に、付けられていたのが印象的です。こちらのうなぎも、臭みや雑味が無く、ふわふわの質感で、満足度が高いものでした。
きも吸いは、かなりサッパリ目だったように感じます。うなぎがしっかりしたお味なので、きも吸いは逆にこれくらいの方がいいのかもなとも、感じました。
おわりに
尾花さんは、噂に違わぬ、名店と言えるでしょう。予約ができないので、暑い季節は、必ず日傘を持っていってくださいね。
外で30分〜一時間くらい待ちますが、日当たりが良い場所なので、晴れた日はかなり暑くなると思います。しかし待っただけの甲斐がある、おいしいうなぎが食べれることは間違いありません。
【店名】尾花(おばな)
【住所】東京都荒川区南千住5-33-1
【電話】03-3801-4670
【アクセス】南千住駅から徒歩3〜4分
【営業時間】ランチ11:30~ 、夕食16:00~
※ 売り切れ次第終了
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