こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。不動産投資家として年間1000万円以上の家賃収入を得ています。
今回のテーマは、持ち家か賃貸、どちらが得なのか!?です。
ちなみに不動産投資家である私は、ダンゼン「持ち家派」なのですが、人によって少し結論が変わるかもしれません。
というわけで今回は「住宅ローンのメリットと代償」について、私見を書いてみたいと思います。
住宅ローンのメリットと代償
住宅ローンのメリットは、支払う住居費が下がるケースですね。
例えば、家賃が月15万円かかっていたけど、住宅ローンだと月10万円の返済で済むというように、同じメリットを得るために支払うコストが安くなるとき、家計負担が下がってラクになります。
基本的には、今の家賃より、住宅ローン返済が安くなるのが理想です。そして、余ったお金はペーパーアセット(金融投資)などで運用するのが合理的だと思います。
ここで注意点としては、住宅ローンを組んだ後に、職場の配置転換や異動などにより、住み替えが必要になるケースですね。転居後も、ローン返済は続きますから、二重に支払いが発生します。
すると家計的に耐えられなくなりますから、家を売却してローンを精算するか、リフォームして賃貸に出しローン返済に充てるかのどちらかになります。
異動や転居リスクがあるなら、最初から賃貸を選べばよかった、ということになります。
「持ち家」と「賃貸」どちらが得なのか!?の結論
この議論に普遍的な答えを期待することはできません。ある人には賃貸が適していても、またある人には持ち家が適している、ということがあります。
「賃貸の家賃には、大家の利益や修繕コストが乗っているから、持ち家の方がトクに決まっている」という論調を以前どこかで見たことがありますが、それは仕事やライフステージという大きな概念が抜け落ちています。
たしかに、数字での損得なら持ち家の方が得になる、という視点は一理あります。いろいろなコストや利害が乗っていないのは事実だからですね。
ですが、同じ場所に暮らし続ける保証はないのです。そうすると住宅ローンが不利になります。引っ越しするなら、賃貸に出して収入を得るよ!という柔軟な発想ができる方であれば良いと思いますが。
ですから、ある一側面からの数字上での比較はあまり意味を成さない、というのが筆者の結論です。Aさんは今は賃貸が良いけど、Bさんは持ち家の方が断然トクだ、ということが起こりうるのです。
その人が住んでいる場所、資産背景、仕事内容、家族構成、その他の条件によって、ベストな手段が変わってくるのですよね。
もっとも理想的な住居とは?
新築ではなく中古住宅を選ぶという選択肢もあります。優良な中古物件を購入して、リフォームすれば見違えるように綺麗になります。またコストにおいては圧倒的に有利なのは事実です。
中古住宅が優れている点は、ローン返済負担が小さいことと、たとえ転居が必要になっても手離れの良さがあります。
- 持っても良し(ローン返済が楽)
- 売っても良し(いつでも残債が消える)
、、、という家があれば、最も理想ではないでしょうか。転居や引っ越しのリスクがデメリットにならない住宅ローンがあるなら、それが一番強いはずです。
私がやっている戸建て投資も、この歪を利用してお金を稼いでいることになります。地方の戸建ては、持って良し・売って良しの最たるものだと思います。戸建て投資に興味がある方は以下よりご覧くださいませ。
まとめ
「住居コスト」というのは家計に占める割合が大きいので、住居の選択によって、大きく家計収支が変わってきます。また「生活の質」をどこまで追い求めていくかにより、人により最適解が変わっていきます。
一つ言えることは、「高すぎる賃貸(家賃)」または「高額な月々の住宅ローン返済」は、どちらも最適解ではないということですね。お金持ちでもない限り、居住コストが高ければ100%家計の圧迫につながるからですね。
高いコストで良い生活ができるのは当たり前なのですよね。低いコストで住居を持つことは、最終的にそれ自体がQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めることにつながるのです。
賃貸なら解約すれば良いですが、住宅ローンの場合は一度組んでしまうとそうそう簡単には完済できませんから、ぜひ皆さんには慎重に家選びをしていただきたいと思います。
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