こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。今回のテーマは「一人暮らしの生活費」です。
「生活費」は、年収や地域によっても大きく違います。そのあたりも含めて、詳しく調べてみました。
※データ引用元:総務省「家計調査」(2018年版)、賃貸最大手「エイブル社」
一人暮らし・独身の生活費はどれくらい?
こちらが一人暮らしの「生活費の内訳」です。
年収やエリア関係なく、毎月の平均額になります。
金額 | |
---|---|
食費 | 44,364円 |
住居費 | 19,324円 |
水道光熱費 | 9,895円 |
家具・家事用品 | 5,572円 |
被服費 | 5,135円 |
保険・医療費 | 7,440円 |
交通・通信費 | 23,062円 |
教養娯楽費 | 19,273円 |
その他消費支出 | 26,248円 |
合計 | 160,315円 |
少しだけ解説を加えてみます。
食費
食費が44,364円なので一番大きいですね。ここには外食費も含まれています。
外食費は35,000円くらいなのでかなりの割合です。ランチ代を削ると落ちそうですね。
住居費
住居費が19,324円となっていますが、これを見て「あれ?」と思った人も多いでしょう。そうです。住居費が安すぎますね。
このカラクリは、総務省のデータだと持ち家率が55.9%、賃貸世帯40%となっていることです。
たしかに高齢者の一人暮らしだとローン返済が終わって、持ち家率が高い傾向になりそうです。
※ここは、のちほど賃貸世帯のみに絞って解説します。
水道光熱費
水道光熱費は9,895円になっています。
内訳はこんな感じです。電気代が一番のポイントになっています。
- 電気代 5,588円
- ガス代 2,149円
- 水道代 2,041円
- 他の光熱 118円
交通・通信費
交通・通信費は23,062円になっています。
主に、交通費・自動車関連・電話代、などです。
教養娯楽費
教養娯楽費は19,273円となっています。
主に、書籍代・文房具・趣味用品・旅行費・NHK受信料・映画館・遊園地の利用料、などです。
その消費支出
その他の消費支出は26,248円です。
こちらは主に、交際費・理美容費・身の回り用品・たばこ・冠婚葬祭、などです。
住宅費は大きなポイント【エリア別の生活費】
賃貸最大手のエイブル社が、全国の「平均家賃」を公表しています。
エリア別だとこんな感じです。
- 東京都23区 8万円程度
- 神奈川 7万円程度
- 大阪、京都 6万円程度
- 名古屋市中心部 6万円程度
- 福岡県、北海道 4〜5万程度
※エイブル調査より
もっと地方の田舎であれば、1Kで3〜4万円くらいの賃貸住宅もあるでしょう。
ということで、エリア別の生活費(全国平均に家賃を入れた金額)は、、、
- 東京都23区 約22万円
- 神奈川 約21万円
- 大阪・京都 約20万円
- 名古屋 約20万円
- 福岡県・北海道 約18〜19万
- その他地方 約17万円
こんなイメージになります。
やはり「住居費」が生活費を左右する大きなポイントです。ここを抑えられると生活はけっこう改善しそうです。
もちろん安い住宅に引っ越すと、通勤・通学の利便性に問題が出てくるかもしれませんが、自分の収入に見合った賃貸住宅であることが、まずは大前提です。
ゆとりのある生活には「投資」も必要
最近、「2018年の大卒初任給は20万6700円で、過去最高を更新した」なんていうニュースもありましたが、生活費が15〜20万円掛かるなら、生活はそんなにラクではないかもしれませんね。
収入を上げるために、残業して労働時間を増やす方法もありますが「投資をする」のも、一つの有効策です。
それについて本日、ツイートをしました。
お金を稼ぐために投資をするのだけど、その投資をするためにはお金(貯金)が必要という、ある種の「逆説」があります。
だから、お金のない人はまずは貯金からなのですが、そこは意識、生活スタイル、場合によっては仕事も変えないとまとまった種銭になりません。
投資する=生き方を変えることです
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) 2018年11月29日
一部の高属性の人を除き、サラリーマン給与だけに頼っていると、生活は苦しいままです。これだと「稼いでは全部使う」という、自転車操業になりがち。
でも、サラリーマンをやりながら投資にも精を出せるのであれば、それは人生の突破口になりえます。
投資スタートするためには、少しずつでも貯金をして、まずは「種銭」を貯めましょう。
おわりに
もちろん、投資にはリスクが伴いますし、デイトレードや短期売買といった「投機」では意味がありません。
投資の定義は、10年、20年など、”長期的に”利益を生むものです。
私の場合は、サラリーマン時代から小さい不動産をコツコツ購入し、今は専業大家さんとして生活できるようになりました。たまたま不動産が性に合っていたのだと思います。
結局は、自分に合った投資対象を見つけることが、何より大切です。
以下、関連記事です。
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