こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。サラリーマン大家からスタートして2016年に会社員を卒業しました。
成功者の人たちがやっていることは、ものすごくシンプルです。
今日は、お金持ちになるまでの【5つのステップ】について書いてみたいと思います。
1.収入を増やすより、まずは支出を減らす
投資や事業で成功するためにはお金が必要ですから、貯蓄しなければいけません。しかし、貯蓄ができない人は、なぜなのでしょうか?おそらく、ここで挫折している人が半分以上はいるでしょう。
30代の平均年収がだいたい430万くらい、40代でも500万弱です。これは平均ですから、中央値(ボリュームゾーン)はもっと低くなります。
(参考)30代のリアルな平均貯金額ってどれくらい?独身・夫婦とも調べてみた。
大企業でどんどん出世階段をのぼっている人か、医者や士業の人でない限り、普通のサラリーマン年収では、貯蓄は月に数万円(多くてもせいぜい10万円程度)ではないでしょうか。
ブラック企業で残業しまくっても、給料はスズメの涙という会社も多いでしょう。身体を壊すだけです。一方でそこまで給料が高くないのに、うまく貯蓄できている人がいます。
これは支出が圧倒的に少ないからです。
例えば、年収400万くらいなのに、その半分くらい貯金できちゃう人がその代表例です。彼らは貯蓄をしようと思っているわけでなく、支出が極端に少ないのです。(手取り25万円あるのに、10万円くらいで生活できているようなパターン)
第一の壁は支出を減らせるかどうか。ここがポイントになります!貯蓄ができない人は、支出が多くないかのチェックがまずは大切になってきます。
2.毎月の余裕資金を貯蓄し原資をつくる
「原資」の大切さということで説明しますね。 例えばですが、三菱UFJグループの株式配当は、年間3.5%くらいです。これは100万円分この会社の株を保有していたら年間35,000円もらえますよ、ということです。
35,000円というと、銀行預金なんかより、断然良いのですが、このアベノミクスの景気が良い時代(日経平均が高い時)に100万分買って、1年後に株が暴落して価値が80万円になっちゃったら、毎年2、3万円配当金をもらっても、元を取るのに10年位かかります。
しかし貯蓄が10億円ある人はどうでしょうか?10億円分の株式なら、3.5%で、年間3500万円の株式配当がもらえます。もちろん10億円の株が株価暴落で8億になったら、配当が2800万円になりますが、生活に支障はまったくありませんね。
たとえ5億円に大暴落しても1850万円配当金をもらえますので暮らしていけますね。これなら贅沢な暮らしをしなければ、貯蓄も余裕なので、またどんどん増えてきますし、もし景気が回復すれば、資産も回復します。
、、、と言っても最初は原資はほんの僅かでしょうから、まずは支出を減らし最低でも500万。できれば1000万くらいは原資を貯めて、そのお金で次に何をするのか?がすごく大切になるのです。
3.貯蓄ができたら「ストック収入」を生むものに使う
貯蓄が貯まったら、一般の人がよくやるのは、消費です。気が大きくなって旅行に行ったり、高級車を買ったり、マイホームを建てたりですね。
事業を起こしたり、ネットで何か売ったり、不動産を買ったり、など何でも良いのですが少なくとも数年〜長くても10年くらいで、資金回収できるものにお金を使います。
私の場合は、貯金はすべて不動産を買うことに費やしています。これが上手く行って、ブラック労働の会社員を辞めることができました。
(参考)【FIREして5周年】現在の生活費と資産規模のリアルを公開!
投資という大それたことでなくても良いと思います。
思いついた事業とか、温めているアイデアとか何でもアリです。最初から大金を使うのが怖ければ、少額で小さくスタートするのが良いでしょう。
4.収入源のメンテナンスとリスクの排除
晴れて収入源が育ったら、あとはこのストック収入を繰り返せば資産の拡大はできます。ただし、ネット事業でも、株でも、不動産でもメンテナンスが大切になります。
一度つくったストック収入が、未来永劫ずっと利益を生んでくれるなら良いのですが大抵、そんなに甘くありません。努力して築いた収入も、努力を怠ると消えてしまうのです。
株であれば、業績が悪くなった銘柄の売却と新規購入、不動産なら修繕ですし、ウェブもマーケティングの導線チェックやSEOの改善など、やることはいくらでもあります。
ストック収入の運用が安定するようになったら、そこにつぎ込む労力や追加の投資を継続的におこない、しっかりとメンテナンすることで、将来のリスクも回避できます。またその収入源からの「美味しい果実」を長期間にわたって享受しつづけることが可能になります。
5.売上が多くなったら「節税」を考える!
日本は累進課税制度で、富裕層になればなるほど、税金が厳しくなります。よく政治家や芸能人やスポーツ選手が脱税で捕まりますが、1億儲けても、半分くらいは税金で持っていかれますので、なんか気持ちは分かります。
でも合法的な節税というのもあります。ここらへんは事業内容により手法が変わりますし専門的な話で長くなるのでここでは触れませんが、簡単にいうと費用を将来の投資(便益)のために計上すると一番効果的です。
ただし”節税”というのは、収入が中途半端な時期に一番有効で、小金持ちくらいの時期が税金がかなり重く感じるのでそこでやることは、効果的だと思いますが最終的に、お金持ちになったら、最後は諦めたほうがいいです。
最後は「税金を払ったほうが信用が蓄積でき、また次の事業をしやすくなる」と思えれば、一番良いと思いますが、そこまで行けたら万々歳ですね!
最後に
お金持ちになれない理由はいろいろありますが、将来の備えとしての貯蓄で終わっている人が多いという印象です。
将来の備えとは、子供の教育費のために貯蓄するとか、老後資金などですね。こういう人は安全に人生を送ることはできますが、楽しみは老後とか子供の将来などになります。
ワタシは、これが良いとか悪いとか言っているのではなくお金持ちには絶対なれない方法であると思っています。
逆にお金持ちになる人は、貯蓄したらそれを活用し、ストック収入をつくってそれを丁寧にメンテナンスし続ける人です。
貯めたお金をうまく運用できる人こそ、お金持ちになれます。
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