こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。
私は2016年に、30代で脱サラ&セミリタイアして時間的、精神的な自由を得ることができました。
残業の多い会社生活ともお別れでき、いまは家族との時間を一番に考えられるようになったことをとても感謝しています。
というわけで、今回はセミリタイアするまでにやったマインドチェンジ、家計改善、生活習慣の改善などについて12の方法を公開してみたいと思います。
みなさんが人生を切り拓いていく、何かのお役に経てれば幸いです。
1.何はともあれ決断する
決断するとは、目的を決めることです。多くの人が間違うのは、目標(数値)から決めてしまうから挫折してしまうんだと思います。これはけっこう皆さん見落としがちというか、本当に重要な点です。
例えば、、、とりあえず毎月5万円貯金するぞ!と決めるのは良いのですが毎月5万貯めて、1年で60万円。そのお金で最後どうするんだっけ?となる。結局、旅行とか、洋服とか、消費物に使ってしまうパターンになります。貯金が目的とならないよう、そん先に何を見据えるのかが肝です。
私の場合は、30代でサラリーマンを卒業して独立すること、を最大を目標としました。そのためなら、どんな苦労もしてみせるぞ、と。当時は残業100時間とかでつらい時期だったのでこの決心は堅かったです。
まずはお金を貯めて、副収入をつくって、そして今の会社の給料の2倍稼げるようになったらスパッと独立してやてやるんだ!と決めていました。そして決めた目標は期限をつけて、自宅の壁に、毛筆で迫力ある感じで書いて張り出していました。(今思えば恥ずかしいのですが当時は大真面目でした)
目標を決めるとは、ずっと継続できるのでアクションし続けられるのです。数値目標だけ決めて、最終目標がないと、挫折する人が多いでしょう。
2.捨てるものを決める
私の場合は、結婚式もハネムーンもすべて自分たちのお金で賄おうとおもっていたので3年前の時点では、ほぼ貯金を使い果たしていました。たぶん300万円以上使ったと思います。だから文字通り、ゼロからのスタートであり、何もないところからの出発でした。
そこで妻とも相談し、まずはDINKS(ダブルインカム・ノーキッズ)を貫こうと。そしてマイホーム購入も無しにしようということになったのです。しかし、将来はマイホームも欲しいし、子供も産みたいので、”期限付き”ということにしました。
3年は我慢して、ひたすら貯蓄をして、投資にあてようという結論になりました。この決断は決して夫である私一人ではできなかったので、ここは今でも妻には大変感謝しています。
このように最初に欲しいもの(マイホームや子供)を手に入れるのではなくて、まずは資産形成し楽に食っていけるようになってから、欲しいものを手に入れようという発想の逆転をしたのです。
これがその後、すべてのことがトントン拍子に進むための一番のポイントだったのは間違いありません。
3.目的と目標設定がブレないために
マラソンでも、10キロ地点、20キロ地点、30キロ地点、、、、と中継点があります。
そしてその地点で、自分がどれくらいのスピードで走ればいいのか、など調整しながら最終的に、良いタイムや順位を狙います。家計で言えばいつどのくらいの貯金が見込めて、どんな支出が近い未来に必要になるかなど、進捗を把握する手段が必要になります。
これを我が家では毎月、エクセルで管理しています。
このエクセルは、ドロップボックスという無料のウェブサービスを使って妻と共有しているので私のPCでエクセルを更新すれば、妻のPCにも通知が行く仕組みです。毎月の収支エクセル(一部)です↓
ドロップボックス↓
ポイントは毎月の収支だけでなく、1年、2年などロングスパンで収入と支出を管理することです。
特に、支出管理が重要になりますが、◯月に結婚式でご祝儀が必要になるとか自動車税の支払いがあるとか、大きな支出を管理(フォアキャスト)して、それに備えています。
これによる最大の効果は目標より早めに進んでいるのか遅いのか、そして余裕があるからちょっとご褒美に何かを買おうなど、一つ一つのアクションを自信を持って行うことができるので精神的にとても楽になるとともに、急な出費などにも耐えられようになりました。
4.できる家計改善は何でもする
食費についてはちょっと前の記事でも書いています。ご興味のある方は「食費を節約したいなら今すぐ家計簿は辞めなさい!」をご覧いただければと思います。
ポイントは家計簿は1、2ヶ月やったら止めること!家計簿は過去の記録をつける、日記にすぎません。未来の貯蓄目標や、支出予測をしていかないと、目標到達地点までたどりつくことは難しいと思います。
そして途中経過で、もっとアクセルを踏まないと達成できないのか、少し休憩しながら進めばいいのか、それを把握することが成功への一番の近道です。
食費以外では、住むところも変え、引っ越ししました。具体的には会社の近くに引っ越して、家賃を落としました。築4年のマンションから、築30年のマンションへ引っ越しましたが、そこは住めば都。水道代が無料だったので、家賃と水道代合わせて、2万円近く下がったのは大きかったです。(7万円→5万円へ下がりました)
家賃が都会より安い代わりに、私が住んでいる場所は田舎だったので車が必要だったのですが、私が乗る1台だけ所有し、引っ越したことで妻は電車で隣の駅が会社のオフィスだったので、もう1台は売却しました。
生活費は都会と田舎でそれぞれ強み弱みはありますが車は保険代や車検とかガソリンとか出費が大きいので、そこを削減できたことは大きかったと思います。田舎では一家に2台の車、というのは当たり前なのでそうした当たり前の常識を疑うことは重要だと思います。
5.テレビを見るのはやめる
タイムイズマネーの精神で、我が家ではテレビを見ません。これも他の家庭とは違うところだと思います。 人生は有限なのに、お金持ちになる人、そうでない人の差はどこにあるのか?
それは時間を有効活用できているのかどうかの差だと私は考えています。
もちろんテレビも良い番組はありますし、取捨選択すれば武器にもなりえますが総じて、だらだらみたり、受け身の情報になりがちです。現代はネットが一番ニュースとして早いので、テレビの存在意義は薄くなっていると思います。
ワールドカップとか、オリンピックとか、紅白とか、娯楽要素として我が家でも1年に何度かテレビをつけます。また災害情報はチェックします。
しかしそれ以外ではテレビを見ることはほぼありません。これはここ5年くらいは徹底していますし、見なくなるとそれはそれで問題ありません。
そして夫婦の会話も多くなるので、夫婦円満の秘訣になっている気もします。
(参考)テレビを見ない生活を6年続けてみて分かったメリット7つ
6.投資にチャレンジ[株式投資]
貯金が無くて、ヒーヒー言っていた5年くらい前は、ネットの証券口座を解説しFX(為替取引)をしたり、デイトレードと言って、数秒〜長くても1日以内で決済する株式の売買をやっていました。しかしここで100万円くらいは負けていたと思います(汗)。
今も株式トレードはやっていますが、毎月10万円〜20万円くらいの利益をコンスタントに上げられるようになりました。利益がでるようになったのはもちろん知識とか経験の積み重ねももちろんありますが一番はスイングトレードといって、トレードの時間軸を変えたことが大きいと思っています。
デイトレードと言う1日で何度も売り買いをするのではなく、数日から数週間買った株をホールドして、売り時を待つ手法です。つい先日(先月末〜今月頭にかけて)のトレードもこれくらいの利益がでました。
これはある銘柄を買ったのですが、以下のように前回7月の決算でとても良い決算だったので株価が1500円半ばから1900円まで跳ね上がりました。そこで私は、10月頭の決算も期待で上がるんじゃないかと考えました。
以上より、9月末に平均1591円で1400株ほど買って10日間ほど放置。10月頭の決算前には上がったので、天井では売れませんでしたが1700円前後で売却しました。利益も10万円以上出たのでよいトレードでしたが、重要なのは「株価が上がる可能性が高い理由」を掴むことだったのではないかと思います。
あくまで株に絶対はありませんし、私も負けることもありますので日々トレードスキルや経験を磨きながらやっているところではありますがこういった勝ちパターンをいくつか把握していると、負けるより勝つことが増えていってトータルでは利益を出せるようになります。
ここでは株取引をすすめているわけではありません。
むしろ投機的にやるなら絶対やめたほうがいいと思いますが、自分自身の癖や負けパターンを分析して次に活かして、最終的に利益を出せるようになることは、自分自信の成長を実感することもできなんだか一歩階段を登ったような気分がして、嬉しいものです。ただしあくまで、株はお小遣い程度に考えています。
以下、関連記事です。
▼脱サラセミリタイアのポイント12ステップの続編です。