こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。サラリーマンをリタイアして5年目になりました。
我が家では、固定費を抑えるべく、いろんな対策を日々考えています。
特に、「食費」についてはけっこう高くて、夫婦二人で7〜8万円くらいはかかっていました。そこから色々試行錯誤して、現在は5万円くらいになっています。まだ子供がいませんが、もし子供が一人生まれても、6万円弱で抑えられるでしょう。
というわけで今回は、そんな高い食費をどうやって抑制したのか?我が家で一番効果のあった、シンプルかつ具体的な方法について書いてみたいと思います。
食費でよくありがちな失敗
食費に関して「エンゲル係数」というのご皆さんご存知でしょうか?知っている方も多いと思いますが、家計の支出のうち「食費」の占める割合のことです。
総務省の発表では、2013年の日本人のエンゲル係数は25%を超える月はあまりなかったらしいですが昨年には、25%を超える月が多くなっているということです。
みなさんのご家庭は、エンゲル係数は何%くらいですか?
一般の家庭では、自分や旦那さんのお給料の中から、食費を捻出していると思いますが家計簿を付けていて「今月は食費だいぶかかっちゃったな〜」とかってけっこうありますよね。我が家もよくありました。
家計簿は続けるのはかなりの忍耐が必要
そこで我が家では、家計簿をスタートしたのが4年くらい前です。
あまりにも食費がかかっている気がしたので、すべて記帳しようと思ってはじめました。これにより支出の流れがわかり、それはそれで有意義だったのですが食費抑制効果は、そんなに無かったように思います。
当時は、ひと月が終わって、決算で締めた時に、食費が高かったことは分かるので「来月はもうちょっと頑張ろう」っていう意気込みくらいは生まれるのですが、じゃあ、なぜその時、高いお肉を買ってしまったのか、その贅沢はどうやったら省けていたか?なんていう対策は難しい性質があります。
家計簿は、最終的な「結果」をつける日記にすぎないのです。
目標設定とそれを守る手段をつくらなければいけない
もらっているお給料により使える食費などは変わってくると思いますのでいくらの食費なら高いのか、安いのかというのを申し上げるのは難しいです。
食費にかける金額について、価値観もみなさん違いますからね。
ただし食費を高く感じて抑えたいと願うなら、まずはいくらにしたい、という目標設定が必要になります。我が家の場合は夫婦二人なので、高くても2万5千円、できれば2万円程度にする、という目標を立てました。あとは、それを守る方法が必要です。
食費専用サイフをつくれば節約効果バツグン!
こちらは我が家の食費専用サイフです。これは食費しか入っていませんので、それ以外のことには絶対に使いません。ここに毎月の月初に2万円だけ入れています。
これの良いところは例えば、、、、1ヶ月2万円の食費目標だと、1日700円くらい、そして10日間なら7000円です。すると月初に2万円入れて、15日時点で残り10,000円残っていればOK。20日時点だと残り10日間なので、7000円くらい残っていればOK、となります。
これは慣れるとパパっと頭で計算できるので、その時点で使いすぎなのか?もう少し余裕があるのか?、、が一発で把握できます。途中経過において、食費にいくら使っているかが分からないのは残り何キロあるか分からないマラソンを走っているのと一緒です。
もし途中の時点で、予算超過していれば牛肉じゃなくて、ひき肉にしてひと手間かけて節約料理を作ろうとか、あまった野菜を使ってカレーにしちゃおうとかアイデア(対策)が浮かんできます。
節約と健康のバランスは大切に
ただしあまり節約しすぎて、栄養価が足りず体調を壊してしまえば、医療費がかかりますし貧相な食事だけだと、生活の潤いがなくなります。
今月はがんばったから、お小遣いでケーキを足したり、ボーナスが出たときは一時的に外食でご馳走を食べたり、とバランスはとることは必要ですし、むしろその方がモチベーションを維持しやすいでしょう。
私がこの食費専用サイフをつくった一番の効果は、途中経過がリアルに分かるので食費が大きくブレなくなりましたし、買い物をするときにも気持ちに余裕が生まれました。
実際使っていると、スーパーで日用雑貨を買ったり、併設のドラッグストアで薬なども買うので、我が家ではこのサイフは、毎月3万円を入れてその範囲内で食費&雑貨(薬なども)がトータルでおさまるように支出コントールしています。
まとめ
- 食費は、結果で管理(家計簿)ではなく”進捗”を管理するのがミソ
- その為には、目標を立てて食費専用サイフを用意すること
以下、関連記事です。
▼貯金ができない人には共通した特徴があります。改善ポイントについて書いています。
▼マイホームの住居コストというのは非常に大きいです。毎月10〜15万円も賃貸や住宅ローンローンに払っている人は、いますぐ見直しましょう。