こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。地方で10棟の不動産経営をしています。
私がサラリーマンリタイアを卒業する前に、すり切れるほど何度も読み返した本といえば「吉川英一さんの本」です。
吉川さんのご著書は、すでに15冊出版されていますが、今回はその中から厳選したおすすめ3冊をご紹介します。
初心者はもちろん、すでに独立開業や不動産経営している方にも役立つものをご紹介します。ネタバレしない程度に、エッセンスも掲載します。
気になったものから一度手に取ってみてくださいね。
サラリーマンを辞めて月100万円で楽しく過ごす 働かないという生き方
サラリーマンを辞めて月100万円で楽しく過ごす 働かないという生き方
2020年末に出版された、吉川英一さんの最新刊がこれですね。
吉川英一さんの新刊。金言たくさんです。
✅借金の3割位のキャッシュを手元に置いておこう
✅物件欲しい欲しい病にかからないようにしよう
✅友人に貸したお金は帰ってこないと思ったほうがいい
✅人はお金に余裕ができると、快楽に走るようになる
✅リタイア後は「貯筋」が一番大切#吉川英一 pic.twitter.com/Dj42nKJNdn— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) December 21, 2020
エッセンスは上記のとおり。
本気で働かないという生き方を目指すためには、何をすべきなのかが書かれています。と同時に、働かない生き方をつづけるために守るべき鉄則が書かれています。
第1章のところでは、世の中の仕組みや常識について書かれてあり、ウンウンと頷きながら読み進められます。途中で、吉川さんが若かりし頃に、美人から言われた「稼げない男はダメでしょ!」という苦い思い出に、ほっこりさせられますね。
第3章で、吉川さんの不労所得システムの全貌が明らかになっています。どれくらいの世帯数の不動産を経営し、毎月いくらの家賃収入・ローン返済・経費があって、いくらの手残りしているのかについてリアルな数字が出ています。
これからリタイアを目指す人には、かなり参考になるデータではないでしょうか。
巻末のメッセージでは、お金持ちが失敗するときは「飲む、打つ、買う」の3つであるとのこと。すっかり昭和風味なこのワードですが、これはすでにリタイアした人も心に刻んでおくべき戒めですね。
本書は、過去の吉川さんの書籍の集大成のような内容になっており、非常におすすめの1冊です。個人的には、事例で出てくる、SさんMさんという2名の投資家さんの不動産投資手法が非常に参考になりました。
一生お金に困らない個人投資家という生き方
吉川さんの代表作といえば、これですね。
電子書籍を除いても、53,000部以上も売れている売れているベストセラーです。吉川さんの著書の中では、一番売れている本でもあります。
吉川さんが個人投資家になった理由、それは「とにかく会社がイヤで、一刻も早くきつい長時間労働から開放されたかった」からだそうです。これが私の思いと一緒だったことから、瞬殺で本書を購入したのを覚えています。
残念ながら、吉川さんのように私は株式のトレードで稼げるようにはなりませんでした。しかし、不動産収入で安定収入を確保して、毎月100万円の家賃収入を得ることはできるようになりました。
(参考)5年で家賃月収100万円に到達した方法【少額でコツコツ不動産投資】
私にとっては、本書で出てくる「個人投資家という生き方」というネーミングセンスがかっこよすぎて、いつかは自分もその境地に絶対たどり着くぞ!と奮起したのが今から7年前。非常に、思い出深い本でもあります。
これから投資スタートする初心者の方は、まずはこの本から読んでみてはいかがでしょうか。
サラリーマンこそ自分株式会社をつくりなさい
サラリーマンこそ自分株式会社をつくりなさい――1000万円生活を謳歌する
サラリーマンが不動産経営をするときに、ぶち当たる疑問が「個人と法人の使い分け」です。
とりわけ4章の「法人による11の節税メリット」、5章の「法人化によるデメリット7項目」は、かなり実用的な内容になっています。
これを知っているか否かで不動産事業の利益額も大きく変わると思えば、必読の内容と言えるでしょう。
ペリカン自身も、吉川さんのブログを普段から愛読していますが、法人の役員報酬の決め方や、社会保険料の節税の方法など、ブログから得られた知見は数知れません。
私が個人でも不動産経営し、同時に法人でも不動産経営しているのは、まさに吉川イズムをそのまま真似しているだけと言えます。それくらい実務面でのノウハウと知識が集約されているということですね。
将来的に、不動産の法人経営を拡大させたい方は、ぜひ一度読んでいただきたい一冊です。
あとがき
吉川英一さんの書籍は、もはや単なる投資本などではありませんね。
私もご本人にお会いしたことはありませんが、これからも生涯のベンチマークであり、生きる上での指標であり続けることは間違いないでしょう。
みなさんも機会があればぜひ一度は、書籍を通じて”吉川イズム”に触れてみてくださいね。本日は以上です。
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