- アーリーリタイアすると、どんな「ストレス」が待ち受けているのか?
- アーリーリタイア後の「生き甲斐」って何だろう?
上記の疑問についてお答えします。
なお本記事を書いている私は、サラリーマンリタイアして今年で6年ほど。30代で会社員生活にピリオドを打ちました。
現在は、地方エリアで不動産投資をしつつ、ブログを書いて生活しています。
私も会社員生活を離れて3年くらい経ったころ、やっとリタイア生活が楽しめるようになりました。今回は「早期リタイア後のストレスと生き甲斐」をテーマに解説します。
※これからアーリーリタイアを目指す方の参考になれば幸いです。
アーリーリタイア後のストレス
よくある一番のストレスは「暇すぎる」ということです。
貯蓄型リタイアは挫折しやすい
私は不動産賃貸業だったのでお部屋の入退去があると自分でリフォームしたり、身体を動かす機会があります。
これは、非常に気分転換になったり、達成感につながるので精神的に安定します。
しかし、一般的な人は以下の流れになるので注意が必要です。
- がんばって貯蓄する
- 目標金額が貯まってサラリーマン卒業する
- 貯蓄を取り崩しながら生活する
- 暇すぎて廃人になる。。。
もちろん状況によりますが、一般的に早期リタイアというと「1億円貯金して、年間300万のコストで生きる」とか、「5000万ほど貯金して、あとはアルバイトで食いつなぐ」とか、そういう人が多いです。
でも、このような貯金取り崩し型のアーリーリタイアは、暇すぎて大半の人が挫折しやすいです。
孤独すぎて最後は、アルバイトが増えたり、再就職しちゃったりするのは”セミリタイアあるある”ですね。最近は、FIRE卒業という現象もあるようですよ。
「空き時間を消費する能力」に長けていないと、いずれ行き詰まります。毎日YouTubeやNetflixを見て過ごすだけだと、すぐに飽きますし、簡単に廃人になれますね。
アーリーリタイアする前にやるべきこと【準備編】
結論、自分のビジネスを作ることです。
私のビジネス→不動産賃貸業です
私は2015年から本格的に不動産投資をスタートしまして、当時はサラリーマンと兼業でした。
サラリーマン時代は「不動産=自分の分身」と考えており、所有物件が一つ一つ増えていく毎に、キャッシュフローと貯金が増えるので、増えた貯金でまた物件を買う、ということを繰り返していました。
こうやって自分のビジネスが育っていくことは無上の喜びでしたし、毎日の辛い会社員生活に耐えられたのは不動産があったお陰です。
家賃収入が徐々に大きくなってきたので、最終的にはリタイアを決断しました。
これだと貯蓄型リタイアと一緒の状況になります。
そこで「世の中に役立つ情報発信をして、日々のやることを作ろう」と思ってスタートしたのが、弊ブログなのです。
ブログで得たもの(成果)
実はこのブログは、私がリタイアした後に開設したので、時期がちょっと遅かったですね。もっと早く情報発信をスタートしておけば良かったなと思います。
ネットはオンラインで、一般的に仮想現実のように言われがちですが、本気で発信を続けていれば社会との関わり合いを感じれる瞬間もあります。
オンライン→オフラインの流れで人との関わりを大切にすると、徐々に人生の幅が広がり、幸福感にもつながりますね。
ブログ書くことは、今の私にとって、もはや当たり前になりつつあります。
このブログは私の家族に残している側面が強いので、継続することにあまり負担感はありません。いまで月に数本の記事をまったり書いています。
アーリーリタイア後の生き甲斐【私の場合】
私の生き甲斐は次のとおりです。
- 不動産を通じて人・世の中の役に立つ
不動産は私にとって、もはやライフワークとなっています。これ無しでは生きていけません。
そして不動産に関する情報を発信するツールが「ブログ」という位置づけです。ここでも多少の収益化はできています。
先日、以下のツイートをしました。
昨日、実家のマンションの売却決済が終わりました。
私も2度千葉→広島に帰省してリフォームして、無事に買主さんを見つけることができて良かったです。両親からもとても感謝されました。
不動産の仕事をしていて良かったと思えた瞬間でした☺️https://t.co/bGGCvtcJ5H
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) July 9, 2019
両親が実家のマンションを売りに出すというので、私が売却の窓口になりました。
リフォームや仲介会社との交渉はすべて私が担当。
また最近は、サラリーマンの方向けに投資相談に乗ったり、大家仲間のサポートも積極的に行っています。
6年間やってきた賃貸業の経験が多少なりとも人の役に立つのは、大袈裟かもしれませんが”生きる喜び”になっています。
おわりに:「自分のビジネス」を今すぐ作り、大切に育てよう
というわけで、最後に要旨をまとめておきます。
- アーリーリタイア後は孤独が待ち受けている
- 貯金取り崩し型のリタイアは挫折しやすい
- リタイア前に「自分のビジネス」を作っておこう
- 社会や人の役に立つことが、人生を豊かにし、生き甲斐につながる
以上のとおりです。
不動産賃貸業は毎月の安定したキャッシュフローが生まれるのと、リタイア後にも暇をしすぎることもないので、私にはピッタリだったかなと思います。安定した収入があるからこそ、自分の好きなこともできるわけですからね。
これからアーリーリタイアを目指す人は、今すぐに自分のスモールビジネスを持つことに、大切な時間を投下しましょう。
それがリタイア後に、人生をより豊かにしてれる強力な武器になることは間違いありません。
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