こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。千葉で不動産賃貸業をしています。
先日、築32年の古い戸建てを購入しました。
お風呂は建築当初のままで、かなり古めかしい在来工法のタイル張りです。いたるところに傷やヒビもありましたね。
写真は以下のイメージ。
いっそのこと新品のユニットバスにリフォームしようかなとも考えましたが、費用的には安くても60万〜70万程度はかかります。
そこで、いろいろネットで調べていたら「浴室塗装」なる工法があるようです。
これだ!と思って、すぐ早速お見積りを取ったのですが、一般的なユニットバスの入れ替えと比べて、だいたい50%〜80%ほど安くなり、圧倒的に低価格でリフォームすることができます。
というわけで、今回は「浴室塗装するのに掛かった費用・工期・耐久年数」などを解説していきたいと思います。
お風呂のリフォームで悩んでいる方の、参考になりましたら幸いです。
浴室塗装にかかった費用・工期・耐久年数はどうだったか?
浴室塗装する前の浴槽がこちらです。
緑色の浴槽って最近だとあまりないですよね。しかも、タイルが割れていて、このまま使うには危ない印象です。
というわけで、いつものタウンライフリフォームで浴室塗装ができる業者さんを探しました。その結果、物件のあるエリアで1社該当したので、そちらにお見積りを依頼しました。
浴室塗装にかかった費用とは?
リフォームに掛かった費用は以下のとおりです。
お風呂の塗装をしてもらって綺麗になりました。
ざっくりの費用は以下のとおり。
・浴室全体塗装:130,000円
・割れ補修:5,000円
・床シート施工:45,000円
■合計:180,000円在来→ユニットバス交換だと、この3〜4倍はコストが掛かるので、築古戸建てだと塗装のコスパは最強ですね。#浴室塗装 pic.twitter.com/Qy0IGNCEfU
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) March 16, 2021
まずタイルの割れ補修にかかる費用が、5000円ほど。これでヒビ割れをパテで補修して、その上から吹き付け塗装でペンキを塗っていくそうです。
塗装費用ですが、浴室全体で13万円かかりました。浴槽・壁タイル・天井のすべてを塗ってもらえます。
最後に「床はどうするのかな?」と思ったら、こちらはバスナフローレという東リが出している商品で、シート施工していただくことになりました。
床はペンキを塗らない、ということですね。
すべての費用を合計すると、18万円(税込19万8千円)になりました。ユニットバス交換するのに比べたら、確かに80%オフくらいになっていると言えますね。
塗装後はこんな感じです。
なお塗装カラーですが、色見本帳で、事前に選ぶことができました。
私は、ペンキをベージュ系にしたので、それに合わせて床もアイボリー色のバスナフローレを選びました。
以下の商品ですね。ネットで買ってDIYでやる人もいるようです。
バスナフローレ お風呂 クッションフロア 床 リフォーム 東リ 浴室用床シート 3.5mm厚 182cm幅 浴室 床材 (BNF1101(アイボリー))
バスナフローレの質感はこんな感じです。エンボス加工になっており、凹凸があります。
このシートは塩ビ製なので、冬でも床がひんやりしないのがメリットだそうです。お年寄りのいるご家庭などには良さそうですよね。
浴槽も、見違えるようにキレイになりました!表面もツルツルで、防汚・防カビ効果があります。
ついでに水栓も交換してもらいました。
水栓は、私の方で購入して、職人さんに取り付けだけして頂きました。品番は、三栄水栓のサーモシャワー混合栓SK18520S9-13です。アマゾンで購入することができますよ。
SANEI 浴室用 サーモシャワー混合栓 ホース長さ1.6m オールメッキ SK18520S9-13
浴室塗装の工期(所要日数)とは?
工事期間ですが、3日間でした。塗装だと、めちゃめちゃ早いですよね。マンションだと、2日間ほどで終わるそうです。
とうぜんその間お風呂に入ることができません。
リフォーム期間も、従来の1/2〜1/3くらいにすることができるのは、大きなメリットだと思います。
浴室塗装の耐久年数はどのくらい?
気になる浴室塗装の耐久年数ですが、2年間の保証をつけていただきました。
ただ、実際の耐久性は、標準的な使用だと、塗膜は10年くらい耐久性があるようです。
したがって、浴室を塗装した場合は、使用方法にもよりますが10年ごとに最低でも塗り替えなければいけません。
浴室塗装のメリット・デメリットを理解しておこう!
浴室塗装のメリット・デメリットをまとめると、以下のとおりですね。
- とにかく低コストでリフォームできる(20万円前後)
- 工期も2〜3日ほどで短納期
- 浴室塗装後は、汚れがつきにくく、防カビ効果もある
- お風呂の色・雰囲気を変えることができる
- 保温効果や最新設備などが付いているわけではない
- 長くとも10年以内には再塗装が必要になる
- 塗装できる専門業者が限られている
以上のようなメリデメあるので、よく検討してから着手するようにしたいですね。
あとがき
お金をかけてもっと機能を最新のものにしたいとか、新品のお風呂じゃないとイヤだ!という人は、ユニット入れ替えを検討するほうがいいかもしれません。
しかし、私の物件の場合は、10年程度で更地にして家を建て替えることも考えていたので、新品のユニットバスに入れ替えするのは勿体ないなあと考えて、今回は「浴室塗装」を選択しました。
結果的には、塗装でも十分に清潔感を出すことができたので、満足しています。
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