メガバンクの不動産投資の融資基準とは?(三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそな)

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。

 

メガバンク(三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行)は全国に支店があるので、アパートローンについてどこのエリアでも融資相談可能であることが一番のメリットです。

 

例えば「関東の不動産投資家さんが、関西エリアの物件を購入する」なんてことも不可能ではありません。

 

金利も0%台〜1%台など、非常に低金利なのも魅力ですよね。

 

しかしながら、最大のハードルは、属性や自己資金が高いものを求められる傾向があるということですね。

 

基本的には、一部上場企業のサラリーマン、お医者さん、士業の方、経営者、その他収入が高い方などがターゲットになります。ですから、そういった属性の方であれば一度相談してみても良いでしょう。

 

というわけで、今回は日本の3大メガバンク(三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行)+りそな銀行のアパートローンに関する融資基準をヒアリングしてみました。

 

メバガンクでアパート融資にチャレンジされる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※本記事は2021年時点の最新のヒアリング情報になります

三菱UFJ銀行のアパートローンの融資基準

三菱UFJ銀行のアパートローンは、ビジネスローン営業部という部署にて審査となります。

 

連絡先は、以下ですね。

 

  • 東京:0120-250-587
  • 大阪:0120-325-552
  • 名古屋:0120-330-688
(受付時間 9:00~17:00 [銀行休業日を除く] )

 

年収条件等は無いので、どなたでも融資対象となります。個人名義・法人名義とも審査はしてもらえます。

 

ただし、躯体によらず、新築・中古とも、返済期間は最大10年ということなので、ここがハードルが高いポイントですね。この時点で土地から購入する場合は、収支が取れない可能性が高いでしょう。

 

このような基準になっている要因ですが、おそらく土地持ちで上モノだけ融資するような場合を想定しているものと思われます。

 

もし返済期間を10年より長い融資を引きたい場合は、より審査が厳しくなるということでした。

三井住友銀行のアパートローンの融資基準

公式ホームページでも、アパートローンについて詳しく掲載されていますね。

 

木造だと25年まで見てくれて、金利は1%台後半ということでした。※資産家の方や大規模な大家さんだと、もっと金利は低くなるようです。

 

総資産が3億以上の基準があり、あとは資産と負債のバランス(BS)を見ているそうです。例えば、資産が3億で負債が2億とかだと融資がしやすいそうです。

 

なお自己資金は最低3割(案件によっては、それ以上になることもあるそうです)というのが求められます。

 

なお、融資名目が「相続税対策」などの場合は、借入を増やさなければいけない事情があるということで、もう少し自己資金の割合を下げることも可能とのことでした。

みずほ銀行のアパートローンの融資基準

アパート融資の場合は、既に所有してる土地(遊休資産)の上に建てる上モノの融資はしているが、土地から購入するような場合には、融資が難しいということでした。

 

公式ホームページでもご紹介されていますね。

(参考)みずほ銀行 アパートローン

 

つまり土地持ちの方が、相続対策だったり、遊休資産を活用して賃貸経営をスタートするような場合が、おもな融資対象ということですね。

 

また、アパートは2世帯、3世帯だと融資できないようです。1世帯空くと空室率が30%とか50%になるので、収支のシミュレーションが回らなくなるようです。

 

ですから、新築アパートの融資相談をする場合は、最低でも6世帯〜8世帯程度の物件であれば相談は可能になります。ただしその場合も、先ほどの土地から新築などの投資的な案件はやらないので、どちらにしても厳しい面があります。

 

先祖代々からの土地がある方は、チャレンジされてみるのがよいのではないでしょうか。

りそな銀行のアパートローンの融資基準

私がヒアリングした中では、りそな銀行が、一番厳しい基準でした。

 

一番のポイントは以下ですね。

 

純資産2億円以下の方には、アパートローン融資はしていない。

 

上記のとおりですね。公式サイトでは、純資産2億円以下はNGなどと書いてないようでしたけどね(笑)

 

一般の方や、ちょっと年収が高い程度では、まったく受けてもらえない雰囲気でした。

 

というわけで、まずはみなさん頑張ってお金持ちになってから、りそな銀行へ相談しましょうね(笑)

あとがき

三菱UFJさんは返済期間がネック、三井住友さんは総資産の壁があります。みずほ銀行さんは土地持ちのみが対象、りそな銀行は純資産の壁が高く立ちはだかってしまいました。

 

結論として、メガバンクは私のような小規模大家には、非常に厳しい結果となりました。

 

しかしながら、メガバンクから融資を受けてアパート経営することは、不動産投資家としては一つのゴールと言えます。

 

夢のメガバンク融資!を目指して、あきらめず賃貸経営を拡大していきたいですね。

 

以下、関連記事です。

 

▼地銀・信金・ノンバンクなどのアパートローン融資のまとめ記事です。

 

▼戸建て投資はロットが小さいものの、安定したキャッシュフローを期待できます。

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