20代で不動産投資をスタートした有名大家さんを紹介【成功の秘訣】

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。千葉を中心に24世帯の大家さんをしています。

 

有名な大家さんも、不動産投資をスタートしたのは30代、40代以降という方が多いのではないでしょうか。

 

しかし、なかには20代から賃貸経営をして成功した不動産投資家さんもいらっしゃいます。

 

というわけで、今回は「20代から不動産投資をスタートして成功した大家さん4名」をご紹介します。

 

それぞれ成功の秘訣、始めた時期、手法の特徴なども触れますので、これから賃貸業をスタートされる方は、ぜひベンチマークしてみてくださいね。

 

それでは早速、行ってみましょう。

成功大家さん(1)石渡浩さん

私がはじめて、不動産投資に関する書籍を購入したのが、石渡さんの本でした。

 


たった4年! 学生大家から純資産6億円を築いた私の投資法 借りて増やす技術

 

石渡さんのスゴいところは、なんと言っても「学生大家さん」という肩書でしょう。大学院在学中の2005年から不動産投資をスタートされています。

 

2012年には、225戸・年間賃料収入が2億円・純資産6億円と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

 

石渡さんの手法は、「土地価値の高いアパートを、収益還元評価で買う」というものでした。とくに私が勉強になったのは以下の3つのポイントですね。

 

  • 同じ築年数ならRCマンションより木造アパートのほうが利益率が高い
  • アパートは割安に買える上に、短期的に減価償却費を計上できる
  • 最初から億単位の融資は厳しい。まずは少額の取引をして信用をつくりなさい

 

どれも賃貸経営においては基本です。しかし、右も左もわからない当時の私には、とても大きな道標になりました。

 

石渡さんは、リーマンショック前後から、アベノミクス前に成功された投資家さんですので、今とは時代背景が違いますが、いま読み返しても勉強になることが多々あります。

 

けっこう内容が濃いので、初心者だけでなく中級者以上の人が読んでも面白い本だと思います。

成功大家さん(2)佐藤元春さん

佐藤元春さんは北海道の「スーパーカー大家さん」として有名ですね。投資額100億超という異次元のメガ大家さんです。

 

ブログなどは書かれていないようですが、健美家やツイッターでは積極的に発信されており、注目の投資家さんといえるでしょう。

 

 

健美家コラム「【新連載】すべての地道は成功に通ず。塾講師がスーパーカー大家になれた理由」は、初心者の人は必読ですね。

 

投資の初期段階でやるべきことが、たくさん詰まっています。

 

 

自己資金を貯める覚悟と執念の話は、すごいものがありました。ぜひ我々も学ばなければいけませんね。

 

まだ書籍などは出版されていませんので、今後の佐藤さんのコラムは要チェクです。

成功大家さん(3)紺野健太郎さん

ペリカンが不動産投資でリタイアできたのは、まさに紺野さんのおかげです。紺野さんの下記の書籍に出会っていなかったら、1年半でリタイアなど実現できなかったでしょう。

 


不動産投資で人生を変える! 最速でお金持ちになる絶対法則---資産ゼロでも毎月100万円を稼ぐ仕組み

 

「キャッシュフローのボリュームで、修繕や空室など”リスクの矢”を回避する!」や、「物件探しより融資が先!」など、たくさんの金言がちりばめられている書籍です。

 

本当に、私にとっては目からウロコの一冊でした。

 

普通の大家さんだったら、地銀や信金でコツコツ融資を引く人が多い中、高金利と言われるノンバンクを活用しながら拡大する手法をはじめて提唱したのが、紺野さんではないでしょうか。

 

 

私が共同担保+ノンバンクでこれまで拡大してきたのは、まさに紺野さんの手法に近いものがあります。高金利融資だとリスクが高いですが、高利回りの不動産を買えば、そこまで恐れなくてよいと思えたキッカケでもあります。

 

信金・地銀などから融資がなかなか引けない方には、一つの有効な方法だと思います。

成功大家さん(4)ふんどし王子さん

北陸で有名な大家さんといえば、ふんどし王子さんでしょう。健美家のコラムニストで、ツイッターでも発信されていらっしゃいますね。

 

 

彼は、高卒の製造業勤務という属性でしたが、毎月10万円の天引き貯金をがんばって自己資金をためたようです。

 

一時は、そのお金をFXに突っ込んでリーマンショックで300万円も溶かして失敗してしまったようですが、サンデー毎日倶楽部の主催である吉川英一さんから「2世帯住宅を建てて、その一つを貸せば?」と言われたのがキッカケで、不動産の世界に入ったようですね。

 


高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法!

 

ご著書も出版されていて、私も拝読させていただきました。非常に堅実、かつ王道の手法で、ボロ→新築へとうまく分散投資されていらっしゃいます。

 

私もお会いしたことはありませんが、コラムやYouTubeを見ていても、とても人柄の良さが伝わってきますね。かなり勉強熱心で博学な方なので、自然とまわりに仲間が集まってくるのではないでしょうか。

おわりに:不動産投資は、早く始めたもの勝ちです

レバレッジと複利

 

不動産投資の本質の何かというと、「レバレッジ」と「複利」の2つでしょう。

 

先日、以下のツイートをしました。

 

 

不動産投資というと、銀行から融資を受けることによるレバレッジ効果(テコの原理)が注目されがちですが、「複利効果」の大きさも着目されるべきでしょう。

 

ここでは、あらためて不動産投資の複利について、書いてみます。

 

複利効果とは?
複利効果とは、運用で得た収益や利息を再び投資することで、元本と利息がどんどん増えていくことです。不動産投資でいうと、賃貸経営で得た家賃収入で、また新たな物件を買っていくと、どんどん家賃収入が増えることを指します。

 

例えば、自己資金500万円を、30年間のあいだ、ずっと利回り13%で回すといくらになるでしょうか?

 

答えは、1億9500万円です。ちなみに、20年間だと5700万円になり、10年間だと1700万円にしかなりません。

 

つまり、複利というのは、後半の最後の10年に強烈な伸びを見せる、という特徴があります。

 

上記でご紹介した、20代で投資スタートした大家さんたちもそうですね。不動産経営をするなら、1日も早くスタートするに限る、というのは間違いありません。

 

もちろん、戸建て等をコツコツ現金で、2〜3年に1回キャッシュで買っていく長期目線の投資法もありです。実際、この手法でも、長い目で見れば、かなりの資産とキャッシュフローを築けることは、以前、弊ブログでご紹介しましたね。

(参考)戸建て投資でどこまで規模拡大できるのか?【長期シミュレーション】

 

昨今だと、自己資金が2〜3割必要な時代になってきました。ですから、いますぐ自己資金がない人は、軍資金がしっかりたまる生活スタイルに切り替えることだけでもスタートしておくことを、強くおすすめします。

 

節約して少しでも多くの貯金をしておくことは、いますぐ、今日からでも、できますからね。

 

今回ご紹介した4名の大家さんのコラムや書籍を熟読すれば、そんなモチベーションも高まるのではないかと思います。ぜひ参考にしつつ、自分なりの手法を見つけてみましょう。

 

以下、関連記事です。

 

▼5年でサラリーマンを辞める方法について基本的な考え方のご紹介です。

 

▼不動産投資の勉強法についての、おすすめ方法を一挙にご紹介しています。

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