こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。千葉で大家さんしながら生活しています。
さて先日、入居者さんより「雨戸を壊してしまいました!」という連絡が、突然入りました。
こちら築38年の古い一戸建てなので、あちこちにガタが来ていて、雨戸が壊れても不思議ではありません。
入居者さんが強く閉めたら雨戸が外れて壊れてしまったので、交換しました。火災保険の汚損破損特約で対応できたのでよかったです。 pic.twitter.com/ZYvTXhxFmq
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) May 21, 2020
最終的には、雨戸だけでなく、戸袋・サッシ・窓枠などすべて交換となり、けっこうな大工事になりました。
というわけで本記事では、雨戸交換にかかった費用について解説します。
なお今回は、幸いにも火災保険が適用ができたので、手出しはゼロで済みました。その点についても言及したいと思います。
雨戸の破損と火災保険適用について
入居者さんからの第一報と受けて、すぐに現地に行きました。
現場に到着したら、無残にも雨戸がはずれて、レールから落っこちていたのです。
なぜ雨戸が外れてしまったのかというと、左側の戸袋の底が抜けてしまったのが原因でした。
入居者さんに聞いてみると、「雨戸が以前からずっと閉まりにくかったのですが、昨日強い力でバタンと閉めたら、戸袋が壊れちゃいました。。。(泣)」ということでした。
というわけで、知り合いの業者さんに相談したら、「火災保険の汚損・破損特約に入っていたら、補償されると思いますよ!」とのことだったので、さっそく申請しました。
破損汚損特約は、以前オススメの火災保険の掛け方の記事にてご紹介した、特約プランですね。
(参考)不動産投資における火災保険とおすすめの掛け方【アパート・戸建て】
貸家、持ち家にかかわらず、この破損・汚損特約は必ず付帯しておくのが良いと思われます。
今回も、過失による事故ということで、無事保険会社にも「破損事故」として認めてもらいました。
雨戸・戸袋・サッシ・窓枠の交換にかかった費用
まずはリフォーム相場をチェックすることにしました。
雨戸リフォームの相場費用について
自宅に帰ってから、さっそく雨戸のリフォーム費用について、ネットで相場をチェックしてみました。
しかし、雨戸リフォームは、雨戸だけ交換するのか、それとも戸袋・サッシ・窓枠なども交換するのかによって、だいぶ費用が違うようです。
そして、これは調べていくうちに分かったのですが、雨戸交換というのは「業界内では、ほとんど価格破壊がない」のだそうです。
というわけで、いつもリフォームをするときには使っている、タウンライフリフォームにて一括見積り取得することにしました。
ここのサイトはどんなリフォームでも最適な業者を紹介してくれるため、とても重宝しています。
紹介してもらった2社と現地で再度、打ち合わせして、すぐにお見積りをお願いしました。
雨戸・戸袋・サッシ・窓枠の交換にかかった費用について
結論、以下の費用が掛かりました。
- 商品代(雨戸3枚・鏡板)W2700×H1800 85,000円
- 下地材 14,000円
- 大工工事 60,000円
- 左官工事 35,000円
- ペンキ工事 35,000円
※その他シロアリ防虫処理など
◆合計:229,000円
実際に、戸袋を外すと中の目部も傷んでいたので、柱の入れ替えも必要になりました。
このように築古戸建ての雨戸リフォームの場合、商品代+簡単な交換作業だけではすまない場合が多いですね。
なぜなら、新しい雨戸を取り付けるために、既存の枠のサイズに合わせて新しい雨戸や戸袋をはめるような工事になるため、けっこうオーダーメイドのような作業になるからです。
外して、新しい雨戸をカチッと嵌めて終わり!というわけには行かないのですよね。
今回は一部シロアリに食われたような跡もあったため、柱の入れ替えもしてもらい、防虫処理も実施してもらいました。
最終的には、古めかしい木製の雨戸が、ピカピカの新品の雨戸に生まれ変わりました。
最終的には、上記の写真のようにキレイになりました。
入居者さんから後日、「すぐにリフォームいただき誠にありがとうございました!」と連絡がありました。
木製のときには、雨戸の開け締めもスムーズに行かず大変だったでしょうから、こちらとしては長い間ご不便をお掛けして申し訳なかったのですが、とにかく喜んでもらえて良かったです。
というわけで、今回は雨戸・戸袋・サッシ・窓枠の交換リフォームでした!
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