こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。
不動産賃貸業をスタートして6年目になります。
先日のツイートで、漏水トラブルが発生したことを書きました。
10年間空き家だった戸建てを通水したら、トイレの給水管から水漏れ。緊急修理してもらいました。
ついでに宅内と汚水雑排水の排水管、雨水排管・枡清掃とフルでやってもらったので、当面安心です。
空き家期間が長いやつは、注意しましょうね。 pic.twitter.com/4MFOdIthZX
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) March 10, 2020
空き家の期間が10年も続いていたので、水道管が劣化していたのでしょうね。
今回は、給水管・排水管のメンテナンス費用について実体験から解説します。
中古の戸建てやマンションを購入される方は、ぜひ対策しておきましょう。
住宅の水道トラブル→主に2つある
住宅の水道トラブルは以下の2つあります。
- 給水管から漏水する
- 排水管が詰まる
それぞれ解説します。
ちなみみ「給水管」は、水を送る側の水道管ですね。
一方で、「排水管」は、使用した水を流す管のことを指します。
1.給水管から漏水!応急処置と水道管の交換費用について
戸建てをリフォーム中のある日のことです。
突然、リフォーム屋さんから連絡があり「トイレの給水管から水漏れしてきました!」と写真付きでメールが来ました。
その時の写真がこちら。
写真だと、給水側の止水栓あたりから、水が漏れてきています。
しかし、現場にいるのは内装の職人さんなので、水道管は修理できません。
一般のご家庭でも、水道の元栓を閉めれば応急処置は可能ですね。落ち着いて、お庭にある量水器の元栓を閉めましょう。
とりあえず元栓さえ閉めれば、一時的に水漏れは止まります。
もちろん水が止まっているので、その間お風呂やトイレなどは使うことはできません。あとは水道業者さんを呼んで、修理の段取りに動きましょう。
私はたまたま懇意にしている水道屋さんがいたので、対応をお願いしました。知り合いの業者さんがいない方は、水道救急センター などで、すぐに駆けつけてくれる業者さんに依頼しましょう。
出てきた修理見積もりが、こちらです。
この戸建てはかなり古かったこともあり、ついでに以下も一緒に実施しました。
- トイレのボールタップ・フロートバルブの交換×2箇所
- 台所・洗濯水栓のパッキン交換
トータルでは73,700円ほど掛かりました。工事費は26,000円であとは、材料代・交通費・諸経費という感じで、許容範囲だったのでそのままお願いすることにしました。
修理後の写真がこちら。
漏れていた給水管は、鉄管だったので、内部が腐食してサビ詰まりしていたようです。10年ぶりに通水したら、一気に破裂したというわけですね。
今回は、宅内側の管だけ修理しました。もし、床下の排水管もすべてやり直しになると、もっと費用は膨らんでいたと思われます。
2.排水管の高圧洗浄にかかる費用とは!?
排水管が詰まると、通常は高圧洗浄をかけなければいけません。
以前、「お風呂の排水管詰まりは火災保険適用できるのか?【実体験より解説】」で記事にしましたが、お風呂の排水管が詰まって、流れなくなってしまったトラブルがありました。
よくあるのは汚水・雑排水桝に、木の根が入ってきて詰まることです。
そういったリスクを避けるために、今回リフォームした戸建ても、すべての排水管と桝(ます)の高圧洗浄を実施してもらいました。
出てきたお見積はこんな感じ。
トータルで74,800円ほどかかりました。
排水管の高圧洗浄は、高圧洗浄機の使用と出張費がメインですので、一部の排管だけ実施するのではなく、一気に全部やってしまったほうがいいと考えています。
給水管交換や排水管高圧洗浄をやっておくメリット
水回りのトラブルというのは、生活に大きな支障が出る部分になります。
お風呂やトイレが使えない、家財が水浸しになるというのは、精神的なダメージも大きいです。たとえ保険でカバーできても修復には時間が掛かります。
ですから、「できる対策は事前にしておく」という心構えが大切ですね。
中古住宅であれば、購入時に給水管交換と高圧洗浄をしておく。これで、いくぶん安心感がでてくるでしょう。
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