こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。地方で賃貸業をしつつ楽しく生きています。
今回は、東日本銀行のアパートローンの融資基準について徹底解説します。
東日本銀行は、2018年に不適切融資により、金融庁による業務改善命理が出ています。その後、不動産向け融資がどうなったのか?非常に気になるところですね。
今回は、最新の融資基準について、詳しくヒアリングしてきましたので解説します。
東日本銀行は「一都三県+北関東」にてエリア展開
東日本銀行は東京(日本橋)に本店がある、第二地銀です。
預金残高1兆8,501億円、貸出残高は1兆5,559億で、地銀ランキングで第54位の預金量です。
※ウィキペディア「地方銀行」より
店舗展開は以下のとおりです。
- 東京54店舗(各地)
- 埼玉5店舗(さいたま市、草加市、和光市など)
- 千葉3店舗(松戸市、柏市)
- 神奈川8店舗(横浜市、川崎市、相模原市、鎌倉市)
- 茨城県13店舗(各地)
- 栃木県1店舗(宇都宮市)
上記のとおりです。
基本は、関東エリアですが、もともと茨城県水戸市が創業地のため、茨城に支店が多いのも特徴ですね。
融資可能エリアについて
(※東日本銀行HP 店舗・ATMのご案内より)
東日本銀行は、支店こそ多くはないものの関東5県で広く営業展開しています。
なお、新設法人もNGになります。市内で、最低3年の営業実績があることが条件となっています。
金利・融資期間・融資上限額について
基本金利は1.5〜1.8%程度と低めの水準になっています。
融資金額は、積算評価と収益評価の2軸で審査をして、低い方を取るとのことでした。
プロパーローンのみですので、融資上限額は特にありません。
自己資金は頭金2割が目安ということでした。こちらも収支シミュレーションの審査が以前より厳格化しているものと思われます。劣化等級を取ると期間が伸びるため、頭金も1割くらいになる可能性がありそうですね。
区分マンション投資・戸建て投資への融資可能か?
結論からいうと、融資は共同住宅(1棟アパート・1棟マンション)のみになります。
首都圏でも都内で○億円という規模のテナント物件にも融資しているということでしたので、あまり小さな案件はやっていないのだと思われます。
そもそも耐用年数超えの融資が厳しいため、中古の区分マンションや戸建て等には不向きです。
東日本銀行の融資活用策
金利が1%台半ば〜後半ということで、低めの金利であることが最大のメリットですね。
活用方法としては次の2つが考えられます
- 新築アパート
- 残耐用年数のある不動産(RC・重鉄など)
上記が代表的な使い方でしょう。
電話でヒアリングしたかぎりの感触としては、不正融資による業務改善命令が出てから、かなり審査が厳しいようです。法人所在地・融資エリアの条件が厳しくなっているとともに、新設法人NG・サラリーマンNGなどハードルが高くなっています。
まずは融資の土俵にのるためにも、自己資金2〜3割をきちんと貯めてトライしてみることが賢明でしょう。
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