こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。
サラリーマンの給料だけでは、なかなか貯金が増えないなぁ〜と思うことがありますよね。
というわけで今回は、誰でも気軽にできて、お小遣い稼ぎ程度に始められる「ヤフオクの転売方法」をご紹介します。
私もヤフオクの転売歴は7年ほどですが、初心者でも難しくありませんよ。ぜひ、この記事を熟読してチャレンジしてみてくださいね!
1. 商品の選定
商品の選定は、一番重要だと思います。
12月ならクリスマス用品、夏などのアウトドアシーズンならレジャー用品、など季節性で勝負するのは王道ですが、もしあなたがジーンズに詳しいとか、おもちゃに詳しいとか、骨董品に詳しいとか、何か得意分野があれば、そういうものは季節問わず通年で売れるので最強です!
しかし、自分には得意分野なんかないなあ、と思っちゃった人は、季節性で勝負するのが失敗しにくいです。
では!ここからは、ヤフオク初めての私が、今回実際に出品してみた商品を紹介しましょう。今回、私が出品したのは「加湿器」です。なぜでしょうか?
それはね、この記事を書いているのが11月なのですが、今月に入ってから急激に寒くなってきて、風邪を引いたり、ノドが痛くなり始めている人がいるのかなという仮説を考えたからです。
そこで!まずは私の自宅近くのリサイクルショップに行ってみました。自宅の近くには、車で走ると3店舗くらいリサイクルショップがあって、その中で安くて使えそうな加湿器が1,000円(税込1080円)で売られていたのでそれを購入しました。
もし売れなかったら自分で使えばいいや!というくらいの気持ちで買いました。そして、商品を出品するときには主に以下の3つの要素があり、ここが大切なポイントです。
- 商品の写真
- 説明文
- 価格設定
この3大要素が超重要なのです!!
どのような写真を撮るのか?どういった商品メリットを唄うのか?どれくらいの価格設定でスタートするのか?こういったことを、一つ一つクオリティにこだわることが、入札数や入札金額にダイレクトに影響してきます。
では次にそれらの方法について一つ一つ説明していきますね。
2. 写真の撮り方
今回わたしは、プラスマイナスゼロというブランド名の「加湿器」を選びました。よくメーカーサイトのこういう写真をそのまま掲載している人がいますが、これはダメな例です。
これは出品時に掲載する写真として、キレイな写真ではありますが、あまりにも業者による出品のような臭いがプンプンして買ってもらえません。
ヤフーオークションに来て商品を購入する人は、多少ワケアリ商品(傷や使用感などがある商品)であっても、市場より格段に安く買いたい!というニーズを持って来店しています。その為には、素敵な商品であると同時に、どんな欠点やデメリットがあるのかを、リアルに表現した写真であるほうが望ましいと思います。
しかしながら一方で、あまりにもリアルすぎて、魅力に欠ける写真でもNGです。ここらへんはウソもダメなので、出品者の腕の見せどころ。一番良いのは一眼レフのカメラなどがあればベストですが、お持ちでない人も多いでしょう。
最近のスマホは撮影クオリティも高くなっています。今回わたしも、自身のスマホで撮影したのですが、こんなかんじです。
いかがでしょうか?ヤフオクの写真の場合、まずは加湿器の商品ページ一覧から興味を持って、自分のページへアクセスしてもらうことが大切になります。
そこで私は、「温かい雰囲気」かつ「商品のリアルを伝える写真」を意識して撮影しました。写真はアップのものだけではなく、右のような”付属品の一式”の写真も掲載しましょうね。これにより購入検討してくださる人が、安心して入札することができます。
この写真により感じ取る印象としては、「自宅で撮影していることから個人の人だな」とか「付属品を分かりやすく撮影していて几帳面な人だな」とか、いろんなことを感じるものです。
掲載写真の撮り方ひとつで、出品者の人柄までなんとなく想像がつくことだってありますし、ページへのアクセス数もダイレクトに影響しますので、納得の行くものが撮れるまで何回もとり直しましょう。間違っても、この程度でいいかという中途半端なものは載せないようにすることが大切です。
4. 説明文の書き方
写真の掲載が終わったら、次に【商品の説明】を記述します。
ここは自由に商品のことを書いてよいのですが、できるだけ買いたくなるように魅力的に書くことです。まずダメな例はこんな感じです。
- プラスマイナスゼロの加湿器です
- そこそこキレイなので程度は問題ありません(神経質な人は入札遠慮ください)
- 切タイマーや湿度設定なども付いています
- 送料はヤマト便で1000〜1500円程度だと思います
これで買いたいと思いますでしょうか?
あなたが商品を買うかどうかを検討するときには厳しい目線でチェックすると思います。上記の【説明文】の悪いところは、機能の説明が分かりにくいところです。そして送料も具体的ではありませんし、文章全体がなんとなく冷たい印象ですよね。
検討者は、このあたりはすごくシビアに見ますよ!自分が求めている商品とは違うかなと思ったら、ぜったいに入札は入りません。ここらへんで落第にならないように、細心の注意を持って記入しましょう。次にこちらが私が今回出品時に書いた文面の実際の例です。
(ちょっとボヤケていてすみません。。)まずは、商品の状態を詳しく書いています。
そして商品の色合いが、どんなお部屋のインテリアにも合うことを訴求。また商品の機能概要は、メーカーサイトの正確な情報を記載しています。その他、相場の参考価格を掲載したり、送料だけでなく大きさ・重さも具体的に書いています。
商品を買う人は、その商品の利用シーンを考えたり、本当に自分にマッチするものかどうかを目で見て、頭の中でイメージして検討します。また大きさや重さは、実際の商品が、お部屋に合うのか、幅を取りすぎないか?なども心配になるので、意外に重要です。
とにかく、、、、
- 利用者目線で必要と思われる情報
- 自分だったらどんな情報を知りたいか?
について詳細に、メリットが伝わるように、書くことがポイントです。
4. 価格設定のポイント
商品の写真が決まって、説明もバッチリ書けたら、次は価格設定です。
価格というのは、入札者が最終的には付けるものなので、当たり前ですがあなたが入札価格を決めることはできません。しかし「これくらいで入札できたらいいな」と思う価格はありますよね?そこで、大切なのは次の2つの価格設定になります。
- 入札スタート価格
- 即決価格
まず入札スタート価格とは、購入検討者が、最低入れる必要がある価格です。今回の商品の場合は、私は1000円で仕入れた商品なので、まあ1000円くらいお小遣い出ればいいかと思って、2000円からスタートにしました。(※実は、一度3000円からスタートしたのですが入札がまったく入りませんでした。
中古の加湿器なのに3000円スタートは高いな!と判断された可能性があります。もちろん3000円スタートして、入札がどんどん入れば、最終的には高値落札されるかもしれませんが、入札が入らないと悲惨です。)
次に即決価格ですが、これは◯◯円なら即時落札できますよという価格です。私はこれを4500円にしておきました。即決価格は、いくらでも良いのですが、ただし、高くしすぎると、入札されにくい商品になります。
例えば、今回の商品の即決価格を8000円とかにしたらどうでしょうか?
これだと最終落札価格が、6000円〜7000円くらいの高値で入れないと落札できない商品なのかな?と思って、それなら自分の入札はムダになるからやめておこう、という気持ちになる人もいるかもしれません。
即決価格は高く設定して、高値で落札されれば一番ラッキーではありますが、あまりに相場から乖離した価格にすると、敷居の高い商品に見えてしまうので、このあたりのバランス感覚が必要です。
成功のコツ⑤オプション設定について
ヤフオクには出品画面に「オプション設定」という便利な機能があります。
これは、例えば、入札者評価制限で評価の低い落札者は入札ができなかったり、目立ちアイコン・目立ちテキストなど、注目のオークション設定などで、商品ページを目立たせる便利な機能がもりだくさんです。
ただしこれらは一つ一つは数十円程度ですが費用がかかりますので、利益を圧迫することになりますが、費用対効果を見ながら使うと良いと思います。
これらはいわゆるマーケティング費用みたいなもので、効果的に使えば凄い効果があるので私も毎回利用しています。注意点は、もし入札が一件も入らず再出品しなければいけなくなると、すべてムダな費用になります。
また、次回出品時も同じだけオプション料がかかってしまいますので、アクセス数なども見ながら慎重に費用をかけましょう。しかし注目のオークション設定などは、広告出稿と一緒で絶大な効果がありますので使うことをオススメします。
6. アクセス数・ウォッチリスト数を観測する
こちらは今回出品した加湿器の商品ページのアクセス数です。これを見ると最終落札されるまでに、361回ページを見られて、そのうち22人がこの商品をお気に入り(ウォッチリスト)に登録したことがわかります。
このアクセスやウォッチリスト数が上がっていかないと、落札される可能性は低いということになります。
逆に、これが入札終了時間が近づくに連れて、どんどん上がっていくと、問題なく入札が数件入ってくることが経験から多いです。入札数が上がっていくと、商品を【入札数順】で調べた時に、上位に出てきますので、より入札が入りやすくなる効果もあります。
そして入札が入るかどうかの一番の決め手は、ウォッチリスト登録者数です。これは入札終了時間の15分前に、ウォッチリスト登録者全員にメールが飛びます。
ウォッチリスト登録は、興味を持った商品か、自分も落札に参加しようと思う熱量の大きい検討者しか登録しませんので、この人数が増えているかどうかが一番のポイントになります。
通常はアクセス数が増えれば、ウォッチリスト登録者数も増えますが、もしこの人数が増えていかないとなると、商品の見せ方が悪かったり、広告費が足りて無くて、商品ページが注目されていない可能性が高いので、先ほどのオプション設定などで広告費をかけたり、追加の説明を入力するなどして、適宜対策を打つことが重要になります。
7. その他の注意点
上記以外の注意点は以下です。ざっと目を通しておいくださいね。
- 競合の商品がどのようなものが出ているかよく見ておく
- 過去の落札価格が見れるので商品仕入れの参考にする
- 商品タイトルは検索されるキーワードを盛り込む(商品名、型番など)
- 入札スタート価格やオプション価格は修正できないので慎重に検討する
- 入札者から質問が来たら感謝の気持ちを持って、丁寧に答える。
- アクセス数が上がらないなら説明文や写真を変えて再出品してみる
最後に
今回、わたしの商品は最終的には以下の価格で落札されました。惜しくも、即決価格の4500円には届きませんでしたが、1000円で購入した商品を3900円で落札。
オプション料金で広告費に300円くらい使いましたが、十分元は取れています。ランチ3回分くらいにはなりました。
ヤフオク転売のメリットは、仕事から帰った後や、休みの日などでもできますので、時間のないサラリーマンにはピッタリではないでしょうか。また商品の仕入れは、宝物さがしみたいでハマると楽しいです。
そして一つの商品に詳しくなると、いろんな商品を出品してみたくもなりますね。最後は売れなかったら自分で使ってしまえばいいや!と思うくらいの気持ちで商品を購入すれば、リスクも小さく、初心者にはオススメします。
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