こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。不動産投資で毎月100万円の家賃収入を得ています。
お金持ちになるには、安定収入と節税と資産化が大切だと、常々このブログでも書いています。今回はこの3つについて深堀りして解説してみたいと思います。
お金が貯まらない、資産形成の仕方が分からないという方にとって少しでも参考になれば幸いです。
最も効率的に貯金するには?
お金を残すとは、どういうことなのでしょうか。私がフリーランスになる前は、借金があり、ずっと貯蓄ができていませんでした。いろいろ考えて、悩んだ結果、気づいたことは、本当にシンプルなことでした。
それは、、、、とにかく支出が多すぎる!ということです。
世の中、働いて稼ぐ給料や収入は、みんな一律ではありません。年収600万で貯金ゼロの人がいれば、年収300万円でも貯蓄ができる人もいます。じゃあなぜ年収600万の人で貯蓄ゼロになるかというと、単純に”支出が多いから”です。
30代でも貯金が200〜300万円くらいというのが現実です。これが多いか少ないかは、その人の考え方次第ではありますが。
▼30代のリアルな平均貯金額ってどれくらい?独身・夫婦とも調べてみた。
固定費の削減は最優先課題です!
固定費削減、という言葉は、もう言い古されたコトバになりつつあります。そんなこと分かってるよ、という声が聞こえてきそうですが、これほど威力を発揮するものはありません。
なぜなら固定費というのは、未来永劫ずっとかかる支出項目だからです。家計における固定費とは何か?みなさん分かりますでしょうか?
- 家賃(住宅ローン)
- 公共料金(水道光熱費)
- 通信費
- 教育費
- 保険代
この5つが主なものです。
※参考までに変動費は、食費・娯楽費・交際費・雑費・旅行代などです。
固定費の中において、公共料金(水道光熱費)は地域により値段がだいぶ変わります。ガスも都市ガスかプロパンなのかで従量単価が2倍以上違います。また教育費や高い低いは、教育方針に依るところが大きいです。高いからダメという訳ではありませんよね。保険代の掛け方も、人により価値観は様々です。
ただし「家賃」と「通信費」については工夫の余地があるのではないでしょうか?我が家の場合は、住宅ローンは3万円ちょっと、通信費はスマホが夫婦2台で5000円弱、ネット回線も4000円台です。
この家賃(住宅ローン)+通信費というのが、人により何倍も変わってくる、一番支出負担が変わる大きなポイントであると私は考えています。
ここが5万円以下なら、相当家計が楽になります。せいぜい多くても7〜8万円くらいにはしたいものです。これが10万円を超えて来ると、家計はそんなに楽ではないはずです。
固定費削減を本気で考えれば、通信費(例えばネット回線)ひとつでも、本気で見直しが必要でしょう。私も早さと、安さを兼ね備えたネット回線を探して、NUROに変更しました。
NUROの感想については以前の記事「NURO光の感想と速度レビュー!最安のキャンペーンを紹介!」をぜひご覧くださいませ。
安定収入をどうやって確保するか?
収入の複線化などと言われますが、サラリーマンの人も副業をする人が増えています。例に漏れず、私もサラリーマン時代から、不動産投資をしてきて、ブログは今でも書き続けています。
- サラリーマン+株式投資
- サラリーマン+不動産投資
- サラリーマン+アフィリエイト
- サラリーマン+せどり
- サラリーマン+ライター業
など世の中には日夜副業に精を出す人が増えているわけです。これは給料が増えず、年金や健康保険などの社会保険料が増えていて、実質の手取り(可処分所得)が減っているからに他なりません。副業が増えるのは時代のトレンドです。くわえて、老後不安も大きな要素ですね。
しかし問題は安定収入を如何に確保するか?ということです。世の中の投資や事業はなんでもそうですが、安定しているものは稼げず、リスクがあるものは大きく稼げるチャンスがある、というのが法則です。
株式投資の短期トレードは、リスクがありますが儲けるチャンスがあります。一方で、株式の配当収入は、安定していますが、こちらは大きく儲けることが難しい側面があります。
私が不動産投資をやっているのは、ミドルリスク・ミドルリターンと言われるからですが、それは夢もあり、守りも強い(不動産は不況にも強い)からです。
投資や副業の対象を、どこに狙いを定めて、何に投資するのか?というのは、その人の価値観であり、考え方に依るところが大きいと思われます。要するに、自分が信じることができて、実際に満足できる投資リターンを得られる対象に投資すべきだということだと思います。
無数の節税策が乱立
投資を本気ではじめて、それなりに結果を出した人なら感じたことがあると思いますが、貧乏人がお金持ちになることは至極むずかしいです。
なぜなら、儲けたら儲けただけ税金で取られるからです。
個人型確定拠出年金(iDeCoなど)や、ふるさと納税が流行っていますが、これは時代の流れで、税金払うくらいなら非課税で将来帰ってくる自分年金を作ったほうがいいと思うのも頷けますし、税金払うくらいなら、地方応援しながら美味しいものを食べたい、というのも納得です。
幸い、不動産投資には、減価償却費という素晴らしい節税策があるので、私はこれで十分すぎるくらいの節税ができているのでこれ以上は必要ありませんが、そうでなければ、おそらく私も自分年金や、ふるさと納税に手を出していたかもしれません。
(参考)不動産投資の節税効果とは?減価償却費の仕組みをシンプルに解説!
資産化が脆弱でないこと
私も株式投資を本業にして、デイトレードに精を出していた時代がありました。それによる戦績はボロボロで、後半はやっと儲けが出るようになりましたが、ストレスはハンパじゃありませんし、よく損を出しました。
しかも株の場合、日経平均が暴落すれば、所有株も値が下がるのです。暴落というのは数年から10年くらいのスパンでは必ず起こり得ることです。
どんなに良いポジション(割安で購入していても)、チャイナショックやマイナス金利、米大統領選挙、コロナショックの際には、株価や為替が大暴落してしまいます。
これは私のセンスの無さでもありますが、避けられない大暴落に必ず巻き込まれる時が来る、というのは悲しすぎる現実なのです。
反面、不動産は日経平均が半額になっても、価値が半減することはありえません。資産というのは脆いもので、築くのは長い年月がかかっても、失うのは一瞬です。
副業や投資でお小遣いを稼いだり、楽しみに興じるレベルならそれでも良いですが、資産が大きくなってくると、やはり安定性(一度築いた資産が簡単には崩れない強固さ)というのは、ものすごく重要になります。
これは資産が大きくなればなるほど感じることです。自らの資産が本当に強固なものなのかどうか、収入源が脆弱でないかどうか、一度本気で向き合う必要があるのだと思います。
人生は、このポートフォリオを常にチェックし続けて、弱いところは修理する作業の繰り返しなのですよね。
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