こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。
今月は台風15号が到来しました。千葉に物件をたくさん持っている私ですが、所有物件にけっこう被害が出ています。
これもボロ物件の宿命ですので、一つ一つ丁寧に修繕・保険対応を進めています。
というわけで、恒例の家賃収入と近況のご報告です。
今月の家賃収入状況
家賃収入は111万円ほど、経費差引後で94万円です。
ここからローン返済があります。残債は6508万円(前月比−23万円)です。
現在は中古不動産に一点投資しており、キャッシュフロー重視で積み上げています。
融資が厳しくなっていますが、焦らず今後もコツコツとやっていくつもりです。
キャッシュフローと現預金を積み重ねた先に、資産性へシフトして行く道が拓けます。
日本人はコツコツ貯金する美学なので、貯金3千万とかあれば金持ち認定されます。
でも、それはフェラーリ買ったら貯金ゼロになるわけで、また貯まるのに10年20年かかるならお金持ちではないかもです。
本物の資産家はストック(貯金)ではなく、毎月のキャッシュインが多すぎてすぐ貯まる人です。
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) September 16, 2019
貯金することは心の安心・安定につながります。しかし、貯金そのものはストックになっていくだけで「新たなお金」を生み出しませんね。
毎年500万生活費がかかる家庭なら、貯金が3000万円あっても6年で枯渇します。1億あっても20年で無くなります。
それならば1億を元手にして、毎年500万円安定的にキャッシュインカムを得られる仕組みをつくるほうが賢明ということですね。
貯金は「鶏(にわとり)」と一緒のようなもので、鶏を食べてはいけないのです。鶏が産んでくれる「卵」だけを食べて生活することが、自由な人生につながります。
鶏が株式なのか、不動産なのか、それは人それぞれ。自分なりの「鶏」をじっくり育てることが大切ですね。
今月の入居率
現在の入居率は、26戸中 26戸(入居率100%)です。
7月末に群馬アパートで1件空きましたが、すぐに埋まりました。閑散期にしては早かったですね。
今月リフォームした部屋に早速お申し込み(法人申込み)が入りました。閑散期のお申し込みはありがたいですね。
このアパートは所有して3年ですが、最初は空室が長引き苦戦することもありました。
思い切って、法人にも強い管理会社に変更してからは、空いても比較的すぐに埋まるようになりました。 pic.twitter.com/MMMyVd0jja
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) August 21, 2019
この部屋のビフォア・アフターは「築古アパートは入退去毎にリフォームで再生せよ【投資対効果の追求】」でご紹介したとおりですね。
9月は満室で乗り切れました。でも、秋の異動シーズンですので、今から退去連絡が来る可能性もあります。いつでも臨戦態勢で臨みたいと思います。
2019年秋の台風15号により被害が続出しました
こちらは千葉県八街市の写真です。かなりの太い木が無惨にも折れていたり、電信柱も根元から倒れていました。
木や電信柱は、かなりの強度があるはずですので、如何にこの台風が強烈だったかを物語っていますね。
私の所有物件の被害
私の物件での被害はすべて戸建てでした。
こちらは棟板金(頭頂部の鉄板)が吹っ飛んで、テレビアンテナも傾いています。
カーゲートも根元から折れてしまいました。
こういう風を受けやすいやつは弱いですね。
棟瓦がすべて吹っ飛んだ家です。
この家は雨漏りし始めているので最優先対応なのですが、職人さん不足で順番待ちです。ブルーシートだけでも早く掛けてほしいのですが、それもままならない状態が続いています。
ただし、自分で屋根に登って足をすべらせて死亡する事故が相次いでいます。雨に濡れた瓦は、本当にスベります。けっして素人が手を出してはダメですね。
また千葉では、このタイミングで高額の費用を請求する業者が出てきています。前金を振り込みしても対応してくれないなど、かなり悪質な業者もいるようです。
台風による教訓
今回の台風15号は、関東上陸時の勢力では過去最強クラスと言われています。
こうした大規模の台風は今後も起こりえます。
したがって、教訓は以下の2つです。
- 一流メーカーの建物は強度がある
- 火災保険の内容はしっかり確認しておこう
所有する築40年の積水ハウス施工の戸建てはビクともしなかったのに、築20年代の3流メーカーの戸建ては、棟板金がふっ飛びました。
安普請の家は、いざというときに脆さを感じます。
また火災保険については保険会社選びは大切ですね。各社、微妙に保証内容・範囲が違いますので、しっかりと確認しておきましょう。
損保ジャパンは1週間で連絡をくれて、写真と見積もりだけで保険金が下りそうです。
一方で、全労済は受付けから担当に繋がるまで2週間待ち。そこから調査員が現場に行って見積するので時間もかかるし風災10万以下は保険金出ない。
共済系は、本当にオススメしません。
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) September 16, 2019
上記のとおりです。
最近、私は「損保ジャパン」を好んで使っているのですが、全労済を選んだのは失敗でした。
共済系は基本建物の補償のみです。フェンスとかカーポートとか付帯物は保証されません。しかも風災は被害額が10万を超えないものは対象になりません。
調査員が現場に来るまで1ヶ月くらい掛かり、対応も遅々としています。損保ジャパンは、すでに火災保険の申請用紙が到着していますが、全労済は10日経った今も担当者から連絡がありません。
共済系はどこも補償が弱いようです。全労済について詳しくは、「全労済の火災保険ってどう?見舞金しか出なかった悲しいパターン」でも解説していますので、ご覧になってみてください。
被害を受けて、保険の大切さに気づきます。
今回の台風は火災保険を見直すチャンスだと思います。みなさんもご自分の保険内容をいま一度チェックしておきましょうね。
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