こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。
土地からファミリー向けー新築アパートの「建築編」です。前回のつづきで、第13話になります。
新築アパートの確認申請も無事通過して、基礎着工となりました。ここからはアパート設備と内装材の選定をしなければいけません。
楽しい部分でもありますが、不動産投資で物件を差別化する上では、非常に大切になってくる点でもあります。
ということで今回は、私が工夫した設備と内装のポイントについてご紹介いたします。
水回りと内装材を選ぶ楽しさ
水回りについては以前の記事でも書きましたが、再度掲載しておきます。
水回りの仕様が決定!
水回りの設備は、今回すべてパナソニック製です。
まずキッチンは、v-styleという製品で、パナソニックの中ではコストパフォーマンスが高いということで工務店さんがおすすめしてくれました。幅は2100mmで、人造大理石の仕様で、食洗機付きにしました。
つづいて、お風呂はオフローラというシリーズを採用しています。1面だけ木目のアクセントパネルを貼り、床と水栓はスゴピカという汚れが落ちやすい仕様になっています。
あと個人的なこだわりで、ドアが2枚の折れ戸だと”ザ・賃貸!”って感じであまり好きではないので、下記のようなスイングタイプに変更してもらいました。
最後に、洗面台はシーラインという製品ですね。洗面台としては有名で、賃貸経営している大家さんはけっこう使っているモデルですが収納が少ないのが難点です。
そこで私は以下のフロート引き出しタイプにしてもらいました。これでタオル等も収納することができます。洗面所の横にニッチを作ってもらったのでデザイン性はそのままに収納力を落とさないよう工夫しています。
クロス・床材・照明プランについて
築古物件だと、たくさんアクセントクロスを入れたりするのですが、今回は白クロスをメインにしています。
アクセントクロスはポイントで、トイレやキッチン造作壁のところに、ちょこちょこ部分的に入れるだけにしました。
新築アパートのクロスが決定。サンゲツさんから見本帳が届きました。新築だとこういうのもらえるの新鮮。 pic.twitter.com/amONUQz3lo
— ペリカン@不動産投資ブロガー (@Pelican0825) November 16, 2021
床材については、最初はベリッシュという住友林業クレスト社から出ているものが工務店さんの標準でした。しかしあまり好ましいデザインが無かったので、いろいろ探して最終的には、永大産業さんの以下の床材に決定しました。
上記の床材は、永大産業のアトムジェニックというシリーズ中の、フォースメープルという柄になります。
一般向けには出回ってない商品らしいのですが、ある工務店がYouTubeのルームツアーで使っているのを見て、一目惚れしたのがキッカケで出会いました。
その他の内装材・設備の選定
これ以外にも、コンセント位置、玄関タイル、カーテンレール、各部屋の収納のデザインを決めたりしましたが、一番大変だったのが照明プランですね。
照明プランも決めることがたくさんあります。ここはダウンライトにして、ここはシーリングライトにして、ここはスポットライトにして、、、など、色々なタイプから最適な商品をチョイスしていかなければいけません。
しかも、それぞれ手動スイッチにするのか、人感センサー型にするかなど、一つ一つ決めていく必要があります。入居者さんの生活シーンをイメージして、どのような照明をどこに設置して、どのように動作したら便利なのかを考えるのは大変でしたね。
あとは洗面ニッチやリモコンニッチを作ったり、リビング壁にエコカラットを入れたり、最近の注文住宅でも採用しているような機能をふんだんに盛り込んで差別化を図っています。
テレビアンテナ+ネット回線をどうするか?
NTTやバッファローでも良いのですが、月額費用が万単位でかかってくるのがネックなのですよね。
そこで現在は、ジェイコム社のケーブルテレビを候補の一つにしています。ケーブルテレビは、もともと回線速度が遅いという口コミが多かったので、かなり微妙なのかなと思っていました。
しかし、電話で問い合わせたところ、現在はプランが40M/120M/320M/1Gとラインナップが豊富になっており、回線速度もある程度期待できるのはないかと思います。
1世帯あたり2000円程度の料金なら、家賃収入で問題なく吸収できそうですし、別途テレビアンテナを設置するコストも必要もないのがメリットに感じました。
賃貸物件として、ネット無料!かつTV・BS/CS放送も見れるのは強いと思うので、今回はケーブルテレビを採用しました。
(祝)無事に上棟を迎えることができました!
2月に土地内見して、5月に土地を決済し、7月に融資承認をもらってということで、ゆっくりゆっくりここまで進んできました。そして今月11月中旬すぎに、無事上棟を迎えることができました。
上棟日は晴天で、天候に恵まれてよかったですね。上棟から数日後に私も現場入りして、内部を見てきましたが、窓サッシもすでに入っており、大工工事の真っ只中という感じでした。
融資が通るまでは本当に大変でしたが、ゼロから自分で土地を探して、やっと建物の姿がリアルに目の前に現れると、本当にうれしくもあり、今までの苦労が吹き飛びますね。
この日は、工務店の担当者さんと現場監督さんと、電気配線や造作していただく部分の打ち合わせ、外構プランの策定など、3時間ほど長丁場のミーティングをして終わりとなりました。
というわけで最初は繁忙期の竣工を目指してスケジュール面でバタバタしたのですが、着工後は今のところ順調に進んでいます。
新築アパート投資は本当に、土地を見つけて、融資を通すまでが最大の山場ですね。
ここまでで8割がた勝負は決まっていると言えるでしょう。その後は、間取りや設備を選べば勝手にどんどん出来上がっていきますから、あとは竣工を楽しみに待つだけになります。
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というわけで今回は新築アパートの設備と内装材の選定でした。次回は「(土地から新築アパート1号)建物竣工と内装デザインのご紹介」を御覧くださいませ。
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